あなたと、どこかへ。 文春文庫

吉田修一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167717827
ISBN 10 : 4167717824
フォーマット
出版社
発行年月
2008年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,196p

内容詳細

恋人と、妻と、兄弟と、家族と、あるいはひとりで…さあ、ドライブに出かけよう。かつてあった愛を探しに、いまここにある愛を確かめに。ここではない、どこかへ。あなたと、ふたりで。8人の短篇の名手が描く、8つの愛の情景。“クルマで出かける場面を用意すること”だけを約束事に8人8様の個性豊かな短篇アンソロジー。

【著者紹介】
吉田修一 : 1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒。97年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞しデビュー。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で第127回芥川賞を受賞。07年『悪人』で毎日出版文化賞、大佛次郎賞を受賞

角田光代 : 1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞、96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞を受賞。05年『対岸の彼女』で第132回直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文藝賞を受賞

石田衣良 : 1960年東京都生まれ。成蹊大学経済学部卒。広告制作会社勤務を経て、フリーランスのコピーライターに。97年「池袋ウエストゲートパーク」で第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞。2003年『4TEEN』で第129回直木賞受賞

甘糟りり子 : 1964年神奈川県生まれ。玉川大学文学部卒。ファッション、レストラン、クルマなど、都市の先端文化をすくいとるコラムニストとして注目を集め、現在は、小説の執筆に力を入れている

林望 : 1949年東京都生まれ。作家・書誌学者。慶應義塾大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。『イギリスはおいしい』で日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』で国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』で講談社エッセイ賞を受賞。エッセイ、小説の他、歌曲等の詩作、能楽論、自動車評論等も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェネツィア さん

    吉田修一と川上弘美の2人の芥川賞作家、そして角田光代と石田衣良の2人の直木賞作家を含む8人の作家の競演。文芸誌の企画だったのだろうか。共通のテーマはタイトル通り。わずかこれだけの紙数で小説世界を作り上げる力量に感心する一方、物足りなさも感じるのは掌編小説としては致し方の無い所か。また、いずれも一頭地を抜くものがない。その代わり、これは見劣りがするというものもない。人気作品は大きく割れるだろう。なお、8篇ともに小旅行をするのだが、移動手段はすべて車。作家たちの想像力は案外にも近縁なのだろうか。

  • ミカママ さん

    某自動車会社のサイトで掲載された短編たち、ドライブを周辺としたアンソロジー。角田さん、甘糟さんが好き。林望さんの作品中、25年ぶりに再会した元恋人同士...え、そりゃないでしょ、のオチ(笑)。久しぶりの片岡義男さんも、変わらぬスタイリッシュな文章で楽しませてくれました。

  • masa@レビューお休み中 さん

    これほど良質なアンソロジーを僕は知らない。文章なのに映像を見ているかのような錯覚に陥るのだ。そう、装丁の車窓から眺める景色のように…。『あなたと、どこかへ』では車でのドライブシーンがよく登場する。週末の妻との温泉ドライブ。突然来た弟と豪華な車での高速ドライブ。かつての恋人との思い出巡りの葉山ドライブなどなど。8者8様の光景と物語がある。僕にも経験があるが、車の中ってある意味非日常なんですよね。普段話さないこと、いつもとは違う距離感が出てくる。だから、ふとどこかへ行きたくなるのかもしれないですね。

  • じいじ さん

     アンソロジーの楽しみは、予期せぬ作家のとの出会いもその一つ。吉田修一目当てで選択。波長が嚙み合わない夫婦。それでも円満は成り立っている。この夫婦の不思議を綴った吉田作品は期待通りだ。初読みの林望の大人の純愛小説が気に入った。勤勉、浮気の心配もない夫との日常に幸せを感じている47歳の主婦。最近、更年期障害を意識し始める。そんな折、25年ぶりに恋人と再会、動揺が…。女の心に潜む情感を丹念に描いた話が面白い。角田光代、石田衣良、甘糟りり子、谷村志穂、川上弘美…等のどれもが良かった。紹介する字数が足りない。

  • いこ さん

    「車で出かける場面を入れること」だけを約束に、そうそうたる作家陣が描く短編8編。秘密のある妻とのドライブ。引きこもりの姉と弟のドライブ。ドライブしながら聞く「あの時」の真相。25年ぶりの再会ドライブ。母娘の久々の温泉ドライブなど。車って不思議。絶対に、ただの移動手段だけではないと思う。外で話せなかった秘密が、車の中ではスラっと話せちゃったり。出なかった涙が流れちゃったり。あの時車で聴いた曲がずっと忘れられなかったり。車は、私達を走った本当の距離よりもずっと遠い世界へ運んでくれる、不思議な鉄の箱だと思う。

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吉田修一

1968年生まれ。長崎市出身。法政大学経営学部卒業。97年、「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞。2002年、『パレード』で第15回山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で第127回芥川賞、2007年、『悪人』で第61回毎日出版文化賞と第34回大佛次郎賞、2010年、『横道世之介』で第23回柴田錬三

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