女の顔 下 文春文庫

平岩弓枝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167710071
ISBN 10 : 4167710072
フォーマット
出版社
発行年月
2007年10月
日本
追加情報
:
16cm,468p

内容詳細

女の顔は男しだいで変わるという。これまで誰にも頼らず一人で生きてきたが、深く男を愛するようになったまさき。祖父の莫大な遺産を相続することになり、態度を豹変させる親戚や、恋人・慎一郎の母が隠していた出生の秘密など、女の強さ・弱さが複雑に絡まり、まさきの恋は数奇な運命に翻弄され、最後に一つの決心を生み出す。

【著者紹介】
平岩弓枝 : 昭和7(1932)年、代々木八幡神社の一人娘として生れる。30年日本女子大国文科卒業後、小説家を志し戸川幸夫に師事。ついで長谷川伸主宰の新鷹会へ入会。34年7月「鏨師」で第41回直木賞を受賞。平成3年「花影の花」で第25回吉川英治文学賞受賞。平成10年、第46回菊池寛賞を受賞。平成16年、文化功労者。テレビドラマ、芝居の脚本も数多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    ドロドロの世界に足を踏み入れたようでした。偶然が偶然でない気がしつつも驚かされてしまいます。だからなのかどんどんのめり込んでいく自分がいました。女性の強さと弱さが複雑に絡まり、まさきの恋は運命に翻弄されるのがまさにドラマと言うべきだと思います。昼ドラ好きはハマるのではないでしょうか。

  • luka さん

    一読した感想は女性作家が書いたんだなと思わせる内容。良く言えば単調でない、悪く言えばどろどろしている。カネと利権にまつわる人間の醜さを日本人でありながら日本とは違う文化の中で成長してきた主人公まさきの眼を通して描くところにこの作品の面白さがあるのではないか。日本人とは何なのか、その答えは読者一人一人の推量に任されているが僕は残念ながら後ろ向きな印象の方が強く残ってしまった。人は、日本人はここまで利己的になれてしまうものなのかと途中何度もうんざりさせられてしまった。ドラマ・ワイドショー好きに受けそうな作品。

  • Kaya Watanabe さん

    様々なしがらみに翻弄され、いい子だった主人公が最後に女の顔になる。一気に読んだ。

  • 彗 さん

    ☆☆☆☆ はまった〜。読み応えあり。

  • みずき さん

    タクシー運転手の励ましにほろり登場人物たちが繋がりすぎているのがいくらなんでも、という感じではあったが、いい話だった。またいつか再読したい。

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平岩弓枝

昭和7(1932)年、代々木八幡宮の一人娘として生まれる。30年日本女子大国文科卒業後、小説家を志し戸川幸夫に師事。ついで長谷川伸主宰の新鷹会へ入会。34年7月「鏨師」で第41回直木賞を受賞。平成3年「花影の花」で第25回吉川英治文学賞受賞。10年、第46回菊池寛賞を受賞。16年、文化功労者。19年

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