楽園のしっぽ 文春文庫

村山由佳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167709020
ISBN 10 : 4167709023
フォーマット
出版社
発行年月
2009年08月
日本
追加情報
:
16cm,318p

商品説明

直木賞受賞後初のエッセイ集、待望の文庫化!

デビューの頃から著者の感性を育んできた田舎の“楽園暮らし”。自然と共に日々を送る幸福と悪戦苦闘を、ユーモアを交えて描く。

内容詳細

房総の丘で動物たちに囲まれ、自給自足の生活を送ってきた著者のユーモアあふれるエッセイ集。愛馬シューティが生まれた瞬間の感動、卵から孵し大きくしたニワトリへの愛情、雨不足が田を干上がらせていく風景に“分かちがたい天と地のつながり”を見る視線―著者の小説世界を育んできた源泉を知る一冊。新たに最終章を収録。

目次 : 春(「のんびり田舎暮らし」のうそ/ 寿限無とオスワリ ほか)/ 夏(踊る宗教/ 悲しき試着室 ほか)/ 秋(びゃくがくむ?/ 労働へのご褒美 ほか)/ 冬(奪われゆく声/ 苦肉の策 ほか)/ ふたたび…春(食い意地っぱり/ それぞれの春支度 ほか)

【著者紹介】
村山由佳 : 1964年、東京生まれ。大学卒業後、会社勤務、塾講師などを経て、93年「天使の卵〜エンジェルス・エッグ」で第6回小説すばる新人賞を受賞。2003年『星々の舟』で第129回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    自然に囲まれた鴨川での生活が紡がれていました。米作りをし、動物の世話をし、自然体で日々を過ごすのに憧れます。

  • hirune さん

    一目惚れした馬と暮らすために農場を一から作り上げた村山由佳さんのエッセイ。米と野菜と玉子を自給自足し、たくさんの動物たちと暮らす田舎暮らし。山のような労働と色々な条件と柔軟な創意工夫の能力と強い意志がなければできないけれど、得られる喜びも大きい羨ましい暮らしです。馬がゴロンと横になって爆睡できるなんて、本当に楽園だなぁ^ ^村山さんの文章は好きになれそう。小説も読んでみたいと思いました。

  • hisato さん

    田舎暮らしに憧れてしまう内容です。そんな憧れだけでどうにかなるとは思ってませんが、読んでいくと物凄く楽しそうで、でも物凄く大変そうで、でも自分で生きてるんじゃないかって実感できそうです。 というか、村山由佳さん、物書きとは思えないほどハードワークな生活しているなぁと思います。この方の他の作品もそうですが、生きてるってことをよく考えさせられるものが多い気がしました。 それと 『いけないんだよ、悲しむから。』 途中にさらっと出てくる言葉ですが、この本の中で一番重い言葉でした。

  • UK さん

    初読み作品がエッセイなり。著者自身の田舎暮らしを描く。「地べたと食いもんさえありゃなんとかなる」そうして自由になれるから書きたいことが書ける、という著者の生き様がいい。媚びて生きてるもんなあ→自分。生まれて死に、そしてまた生まれてくる動物たちとの一体感もうなずけるものがある。安易にこの大変な暮らしができるとは思わないが、生命の自然なあり方を垣間見せてくれるなかなかに素敵な本。うん、小説も読んでみる☆

  • 佐島楓 さん

    エッセイ集。自然というものは、手なずけようとすればするほどままならなくなるというのを田舎暮らしから学ばれた村山さん。そして、作家としてのご自身も、また・・・。環境に作品が大きく作用することが顕著に理解できた。自分の信じる道をゆくことができる幸せとなぜか不安も感じた。

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村山由佳

1964年、東京都生まれ。作家

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