ドローンズ・クラブの英傑伝 文春文庫

P.G.ウッドハウス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167705954
ISBN 10 : 4167705958
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
追加情報
:
16cm,433p

商品説明

このクラブこそウッドハウス宇宙の中心地!

無敵の従僕ジーヴズのご主人も会員に名を連ねるそのクラブにはキュートでマヌケな面々が集う。読めば暗い気持ちも霧消する1冊!

内容詳細

ロンドンの名門クラブ、“ドローンズ・クラブ”は、イギリス中のお気楽な紳士たちで今夜も満員。ロンドン一の帽子屋で誂えた帽子がなぜか頭に合わなくなる奇怪な謎に困惑し、肥満おじさん体重コンテストで優勝すべく策をめぐらせる彼らの武勇談。かのパーティ・ウースターの悪友ビンゴも登場、ユーモア小説よりぬき傑作選。

【著者紹介】
P・G・ウッドハウス : 1881年イギリス・ギルフォード生まれ。ダリッジ・カレッジ卒業後、銀行勤務を経て20代で専業作家に。ユーモア小説の書き手として知られ、天才執事ジーヴズのシリーズに代表される著書は世界中で読み継がれている

岩永正勝 : 1940年長崎県生まれ。東京大学教養学部卒。99年よりイギリスP・G・ウッドハウス協会会員

小山太一 : 1974年京都府生まれ。イギリス・ケント大学英文科博士課程修了。専修大学商学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ユメ さん

    ジーヴズでお馴染みのバーティやビンゴも所属するドローンズ倶楽部の紳士たちが巻き起こす珍事件のファイル。ウッドハウスのユーモアセンスがいかんなく発揮され、ジーヴズに負けず劣らず面白い。ビンゴの大活躍にはお腹を抱えて笑った。ミセス・ビンゴに自分のヘマが露見するのをどうにか阻止しようと必死になるも、間抜けな失敗を重ねて絶体絶命のピンチに陥り、持ち前の悪運で奇跡的に回避する。毎度毎度、お約束の展開と秀逸なオチが可笑しくてならない。ビンゴだけでなく、ドローンズ倶楽部の紳士たちは誰も彼も愛すべきおバカさんである。

  • アイゼナハ@灯れ松明の火 さん

    ジーヴズを読んでた時にはあれ程お気の毒な感じがしたビンゴがとんでもない幸運児に思えてくる…英国紳士の層の厚さには脱帽です。大丈夫か、英国!! ビンゴ関連の話は安定して面白かったですが、それ以外では『アメイジング・ハット・ミステリー』が好きだなぁ。ほとんど最初の方でネタが割れることを前提に、大真面目に話が続けられること自体に笑ってしまう。ラストシーンでカステラ君が浮かべる鷹揚なほほえみを見てみたいなぁ。さぞかし貴族的な慈愛に満ち溢れたものだったに違いない。例え台詞が四次元的な何かであったとしても、ね。

  • ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪ さん

    上皇后様、英国皇室の方が愛読するのにつられて買ったけど納得の面白さだった🎵上級貴族ならの恋愛には冒険がつきもの。たまに友情もみれて感動。それにしてもよく彼らは逮捕さたりしても無事だったなぁ。

  • hydrangea さん

    自分の感覚として、ウッドハウス作品を何冊も続けて読むより、色々な読書の合間に入れていく位が、飽きずに読書できるようです。登場人物たちがお馬鹿なことに対して、若干ピント外れな行動で進める点を愉しめる感触を掴めないと、飽きが早く来てしまうかもしれませんね。

  • 歩月るな さん

    「ビンゴも完全に呆気に取られた。もちろん身体は、岩に堰かるる滝川が割れても末に逢わんとする勢いでお宝を追いかけようとした。」訳文の筈だがアクロバットに遊んでいるのがよく分かる。これ原文がどうなっているのか。ところでもののついでにユークリッジも文庫に入ってくれないものかと思う次第。今更だけれど他の親切な文庫とは異なり、お約束的な事項の注釈などは無いので、ある程度のコードは必要。でも予備知識なんぞどうでもいいくらい面白い。庶民的な落語と違って高等遊民を描くものだが、まんま落語な下町人情噺も巻末に収録。うまい。

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