バカラ 文春文庫

服部真澄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167701017
ISBN 10 : 4167701014
フォーマット
出版社
発行年月
2005年06月
日本
追加情報
:
16cm,625p

内容詳細

違法なバカラ賭博で多額の借金に喘ぐ週刊誌記者・志貴大希。自己破産寸前のところで探り当てたのは、カジノ合法化を巡る巨大な陰謀。大スクープをものにできるか、借金で破綻するか―志貴の運命は嵐の中の小船のように翻弄されてゆく。金の魔力に蕩かされた男たちの夢と現実をダイナミックに描いた傑作長篇小説。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Tetchy さん

    金、金、金。金に狂い、金に惑う。金に魅せられ、ドツボに陥っていく人々。服部氏が今回選んだ題材は金にまつわるお話。ここまで明らさまに金に纏わる争いを扱ったのは本書が初めてだ。そのためか、書かれている人物たちはいつもにも増して生々しい。しかし今なお持ち上がっては消えていくカジノ合法化案。それはカジノが放つ煌びやかな光景ゆえに孕む闇の深さゆえか。実現することで県の財政が潤うと同時に犯罪の温床ともなり得る諸刃の剣。本書刊行の2002年から12年が経ってなおこの状況ということは夢のまた夢の話なのだろうか。

  • よっしー さん

    ★3・5 ギャンブル好きゆえ、タイトル買いした本。予想した内容とは違ったがよみごたえがあり、面白かった。

  • うさぎ さん

    バカラというより… 政界を含めたカネの話。 中盤はページを捲るわりには展開が間延びしたよ 読むのを途中でやめた。 この著者の作品を初めて読んだがあまり言い回しが好きではない。 スマホが普及し、オンラインカジノの問題が現在では表面化している中でもう状況が過去のものになってしまっている。

  • おふとん さん

    バカラにはまったギャンブル依存症の話かと思いきや、オンラインカジノを巡る利権争い、記者たちの矜持、金と権力の暴風雨といったバラエティに富んだ作品。 カイジ的作品を想像していたのでちょっと拍子抜け&古い小説なので描きたい近未来が既に過去になっている点が気になる

  • ks3265 さん

    なかなかの長編でした。バカラとばくにはまり借金を重ねる記者が主人公でその記者にまつわり3人の人物が登場し、複雑に絡まる。今日本で討論されているカジノ法案がこういう人と金が絡んで動いているのかと思えてくる。ボート競技に関する記述もあり、調査がしっかりとしている。とばくの罠に落ちていく人間の弱さとしたたかさ。夫婦の駆け引きなど視点を変えてみると案外と面白い。

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人物・団体紹介

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服部真澄

1961年東京都生まれ。早稲田大学教育学部国語国文科卒。1995年に刊行したデビュー作『龍の契り』が大きな話題となる。’97年『鷲の驕り』で吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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