彩り河 長篇ミステリー傑作選 上 文春文庫

松本清張

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167697242
ISBN 10 : 4167697246
フォーマット
出版社
発行年月
2009年10月
日本
追加情報
:
16cm,497p

商品説明

高速料金所の職員、井川正治郎は高級車の運転席に元愛人の和子の姿を見た。助手席には、かつてのライバルで東洋商産社長の高柳秀夫が乗っていた。井川は銀座の高級クラブのママになっている和子との再会を試みるが、まったく相手にされない。落胆する井川に近づく奇妙な男とは? 夜の銀座を舞台に事態は急テンポで展開する。

内容詳細

高速料金所の職員、井川正治郎は高級車の運転席に元愛人の和子の姿を見た。助手席には、かつてのライバルで東洋商産社長の高柳秀夫が乗っていた。井川は銀座の高級クラブのママになっている和子との再会を試みるが、まったく相手にされない。落胆する井川に近づく奇妙な男とは?夜の銀座を舞台に事態は急テンポで展開する。商社トップ人事をめぐる暗闘隠し融資による会社乗っ取り。経済界の闇を抉る企業ミステリーの傑作。

【著者紹介】
松本清張 : 1909(明治42)年12月、福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市)に生れる。53(昭和28)年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。56年、それまで勤めていた朝日新聞社広告部を退職し、作家生活に入る。63年「日本の黒い霧」などの業績により第6回日本ジャーナリスト会議賞受賞。67年第1回吉川英治文学賞受賞。70年第18回菊池寛賞、90年朝日賞受賞。92(平成4)年8月死去。98年、北九州市に「松本清張記念館」が開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Aya Murakami さん

    10年以上前にどこかのリアル書店で購入した本。 まだ上巻ですが長かった。そして重厚だった。 料金所のおっちゃん…。ああ…、ETCが導入される前は大活躍でしたね。懐かしい。 そんな料金所のおっちゃんが元愛人の周りを野良犬のごとく嗅ぎまわる所から物語は始まります。しかも嗅ぎまわる人間の数がだんだん増えていくので話はどんどん複雑に…。 オビで料金所のおっちゃんの元ライバル高柳が殺されるのは知っていたのですが、まさかの人物も殺されちゃいます。犯人だれだろうなーと下巻に。

  • だい さん

    300ページまでは下地ならし、それから事が動く!それも急に。

  • 無添 さん

    銀座の高級クラブのパトロンは誰なのか。仮面の下の本当の貌は? 知られざる聖域・銀行と金融界の闇

  • y_e_d さん

    伏線が巧妙過ぎて失敗している(と自分が勝手に思っている)作品もあるけど、これは読んでいて楽しい。主な登場人物が5〜6人あるが、誰もが印象が強くてどんどん先を読んでしまう。誇張がなく簡潔で、歯切れの良い筆致はさすが。弱い立場の一社会人が巨悪に挑む構図はやはり面白い。そして下巻へ。

  • ten さん

    淡々とした始まりから、状況がドラマ(映像)を観ている様になり、話がどんどん展開していきます。下巻がどうなっていくのかとても楽しみです。

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人物・団体紹介

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松本清張

1909‐1992。福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。’58年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯

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