聖獣配列 長篇ミステリー傑作選 下 文春文庫

松本清張

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167697211
ISBN 10 : 4167697211
フォーマット
出版社
発行年月
2009年08月
日本
追加情報
:
16cm,427p

商品説明

壮大なスケールで描かれた国際謀略サスペンス!

米国大統領と一夜をともにしたクラブママが隠し撮りした秘密会談とは? 国際政治を揺るがす闇取引と翻弄される人間の非力さを描く。

内容詳細

バートン大統領を脅迫して巨額の金を手に入れた可南子は、個人銀行の経営者シュルツの手ほどきで、東京に会社を設立することになる。国際的な闇取引の裏で秘密会談の関係者が次々と消されていくことに気づいた可南子の次の手は…。ヨーロッパの各地を舞台に、人間の欲望と壮大な姦計を描いた国際謀略サスペンス。

【著者紹介】
松本清張 : 1909(明治42)年12月、福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市)に生れる。53(昭和28)年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。56年、それまで勤めていた朝日新聞社広告部を退職し、作家生活に入る。63年「日本の黒い霧」などの業績により第6回日本ジャーナリスト会議賞受賞。67年第1回吉川英治文学賞受賞。70年第18回菊池寛賞、90年朝日賞受賞。92(平成4)年8月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • そうたそ さん

    ★★☆☆☆

  • crazy cool joe さん

    逃げ切ったかと思った可南子が追い詰められて狂っていく最後がすごい。それにしても聖獣配列というタイトルをつけるセンスがすごい。とても70を超えて書いた作品とは思えない。面白かった!

  • nori さん

    I know this book by radio broadcasting program 浜村純, then have interesting that he introduced it with Mrs. Devi with humour. Although ending part may not be same power as 1960s and 70s, social mystery still attracts me.

  • シナモン さん

    時間はかかったけど、読み終えてよかった。読み応え充分。事務所で意識を失ってからの怒涛の展開。うーん、恐ろしい・・・それにしてもアマゾンにもここにも誰もレビューを書いてないのはなぜ?いろんな人の感想を知りたい。

  • sakesage さん

    読んでいく中で感じたのは、国家あるいは権力者たちにしてみれば、個人が権力者を震え上がらせるような告発など容易く握りつぶせるという事だろうか。主人公 可南子が所持していた大統領と首相との密談をたまたま所持していたカメラで撮影し、その写真をめぐって物語が推移していくなかで、やがてはその証拠写真も握りつぶされ、可南子も狂人となってしまう。それにしても、磯部首相が、密談をするために 迎賓館に潜り込んだという話だが、清張先生はその種明かしをしていなかったのが悔やまれる。う〜ん、推理してみたが、解答が知りたかった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

松本清張

1909‐1992。福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。’58年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品