一九七二 「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」 文春文庫

坪内祐三

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167679798
ISBN 10 : 4167679795
フォーマット
出版社
発行年月
2006年04月
日本
追加情報
:
16cm,487p

内容詳細

連合赤軍があさま山荘にたてこもり、宮の森シャンツェに3本の日の丸が揚がった年は、今太閤が列島改造を叫び、ニクソンが突如北京に赴いた年でもあった。高度成長期の生真面目さとエンタテインメント志向の萌芽が交錯する奇妙な季節。3億円事件を知らない世代に熱い時代の息吹を伝える、新感覚の文化評論。

目次 : なぜ、この年なのか/ ポルノ解禁前夜/ 日活ロマンポルノ摘発される/ ストリップショーと「四畳半襖の下張」/ 連合赤軍事件と性意識/ 赤軍派と革命左派の女性観の違い/ それは「水筒問題」からはじまった/ 永田洋子の期待と失望/ 遠山美枝子のしていた指輪/ 榛名ベースでの新党結成と意識の落差〔ほか〕

【著者紹介】
坪内祐三 : 1958年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院修士課程修了。月刊誌「東京人」の編集者を経て、文芸評論家。『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り』(マガジンハウス)で講談社エッセイ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヨーイチ さん

    筆者は坪内祐三でまとまったものは初読。雑誌のコラムなどで好印象は持っていた。因みに小生より二歳年下でほぼ同じ。という訳で坪内の紹介する膨大な「1972年周辺の出来事」が気持ちがいいほど頭に入ってくる。主だったところで連合赤軍・浅間山荘、ロックバンド来日、アイドル、日本のロックとフォーク、ぴあ創刊、横井さんの発見と帰国、などなど。こうしたトピックスを挙げながら筆者は注意深く、1972年が「ある区切りであった」と主張する。執筆が21世紀の初頭なので若干古いともいえるが  続く

  • ぐうぐう さん

    坪内祐三がいかに連赤事件を解読しているのかを知りたくて読み始めたのだが、そもそもこのコラムは、1998年の暮れ、学歴も教養もある若者が三億円事件を知らなかった事実に直面したことがきっかけで始まる。歴史の断絶はどこで起こったのか。坪内はそれを1972年と特定する。なぜその断絶が起こったのか。現代の若者にも伝わるようにコラムが始まったのが2000年。1972年時、14歳だった坪内の個人的な思い出も積極的に取り入れながら、プロレス、ポルノ、ロック、「ぴあ」などなど、当時の世相を解読していく。(つづく)

  • 白義 さん

    「はじまりのおわり」であり「おわりのはじまり」というのは意味深なタイトルだ。地を這うような視点で再構成される当時の空気感と、遡及的に今から見出だされる意味を丹念に描いた労作。政治、ロック、ポルノと当時の世相を改めて蘇らせることで、現在と繋げ、歴史にする。熱気とそうした落ち着きがどこか1972という年自体のイメージとかぶさっている気がする。坂口弘があさま山荘でニクソン訪中の報を目にした場面は鮮やかであり、象徴的な一瞬でもある

  • 勝浩1958 さん

    世のなかに起こった事象を他の出来事と結びつけて読み物に仕上げる手腕はさすがですね。浅間山荘事件のTV画像はいまでも忘れられません。南沙織の可愛かったことも覚えています。私は『慶応三年生まれ七人の旋毛曲り』文庫版を読んでからのファンで、『靖国』も楽しく読みました。この種の作品類はたいへんお気に入りです。あとがきにあるように坪内氏はこの三作をもって、日本近代三部作と考えられています。五部作、七部作、九部作と続けていくつもりと仰っていますので、楽しみに待つことにします。

  • ゾロりん さん

    ちょこちょこ読み進めてようやく読み終えた。連合赤軍、ロック、ぴあといろんな話が出てきて面白かった。60年前だけど今とそんな変わらないこともあったりして興味深い。そろそろ誰か俺達の90年代の話書いてくれ。

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人物・団体紹介

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坪内祐三

1958・5・8〜2020・1・13。評論家。東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院修士課程修了。雑誌「東京人」の編集者、フリー編集者を経て執筆活動を始める。国内外を問わず文学、思想、社会現象や状況、映像作品、音楽、演劇、相撲などさまざまな分野に幅広く関心を寄せた。独自の視点、恐るべき記憶

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