在宅で死ぬということ 文春文庫

押川真喜子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167679651
ISBN 10 : 4167679655
フォーマット
出版社
発行年月
2005年11月
日本
追加情報
:
16cm,300p

内容詳細

「今日で花火終わるの。私も体調よくなるのを待っていたけど。もう今日しかないの」「楽になりたいの。そう思うのは…いけないこと?」「入院したら帰れないのがわかっているんだと思います。できれば家にいさせてあげたい」。在宅での死を十数年に渡って見続けた訪問看護のプロが綴る涙なくして読めない実話の数々。

目次 : 初めて経験した「在宅死」(81歳・男性)/ 着られなかったウェディングドレス(20歳・女性)/ 老夫婦の愛(67歳・女性)/ どうしても行きたかったディズニーランド(17歳・女性)/ 大往生(87歳・男性)/ 夫の決断・妻の決意(63歳・男性)/ 威勢のいいおねえちゃん(28歳・女性)/ 妻の在宅奮闘記(62歳・男性)/ 在宅死という選択(70歳・男性)/ 子供が助からない病気になったとき(17歳・男性)/ 私の体験記 父の発病〜在宅医療の限界

【著者紹介】
押川真喜子 : 聖路加国際病院訪問看護科ナースマネージャー。聖路加看護大学卒業。板橋保健所、日本大学医学部附属板橋病院循環器内科を経て、平成元(1989)年から聖路加国際病院公衆衛生看護部勤務。平成4年、聖路加国際病院訪問看護科を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ichi さん

    【図書館本】介護保険が導入される直前の頃の訪問看護のノンフィクション。どの症例も最期は病院か、在宅か?と葛藤しながら最期は住み慣れた自宅で最期を迎え、訪問看護師はその脇役としていかに良い最期を迎えられるか悩み、葛藤しながら支えて行く姿が描かれてました。同じ著者の本をあと2冊借りたので、続けて読んでみたいと思います。

  • よぶ さん

    誰もが必ず経験する『介護』。今、私は主人の両親と同居してるけど、実際に病気になり介護が必要となり『家で過ごしたい』と言われたら、かなり葛藤が生まれるだろう…。『介護能力と介護力は一致しない』と書かれていたが、実際に経験したり、目の当たりにしたから言える言葉だろう。いくつかの家族が出てくるが、在宅で穏やかに死ぬことは、難しい事なのかもしれない。

  • りんご さん

    やはり聖路加病院はすごいな、というのが初読の印象。無理に寿命を延ばすより家で死にたいという気持ちはよく理解できる。ただ、聖路加病院から来られる範囲にいるということや、これだけの体制を組める環境があるのはなかなか条件が厳しい。また最後の著者の実父の体験により、家族となると割り切れない思いとなったり、人に迷惑をかけたくない性格の人は家族に負担をかけていること自体が辛く病院にいる方が気が楽などの決して綺麗事ではすまない部分がより迫力をもって伝わってきた。

  • rinrin さん

    生活の場である自宅にいたい、という思いは誰にでもあるだろうけれど、在宅死を選択できる環境が難しい。

  • OHモリ さん

    ●聖路加病院で訪問看護科を立ち上げた作者が経験した患者さんのことを書いた本。書かれたのは8年前だから実際にあったのはそれよりもまだ前、そのころからすでに僕も在宅医療には携わってはいたけど今ほどどっぷりではなかったし今のように在宅看取りなどなかったように思います。 ●同じ在宅医療に携わる者として○「私にはちょっと無理かもしれない」○「やりきれない思いをまっすぐ受け止めることができるだろうか」○「新しい患者さんに訪問を始める前の緊張感」・・・などの言葉はすごくわかるし、こんなスゴイ人でも同じなんだなぁとちょ

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押川真喜子

聖路加国際病院訪問看護ステーション所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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