謝々!チャイニーズ 文春文庫

星野博美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167679422
ISBN 10 : 4167679426
フォーマット
出版社
発行年月
2007年10月
日本
追加情報
:
16cm,442p

内容詳細

時は1993年。中国に魅せられた私は、ベトナム国境から上海まで、改革開放に沸く中国・華南地方を埃だらけの長距離バスに乗って旅をした。急激な自由化の波に翻弄される国で出会った、忘れえぬ人々。『転がる香港に苔は生えない』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した著者の、みずみずしいデビュー作。

目次 : 第1章 東興/ 第2章 北海から湛江まで/ 第3章 広州/ 第4章 〓門(あもい)/ 第5章 〓洲島(めいちょうだお)/ 第6章 平潭/ 第7章 長楽/ 第8章 寧波/ 終章 東京

【著者紹介】
星野博美 : 1966年東京都生まれ。会社員、写真家・橋口譲二氏のアシスタントを経てフリーに。2001年『転がる香港に苔は生えない』で第32回大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ntahima さん

    旅は好きだし旅本もよく読むが、現地の人から見れば幻想と思い入れの入り混じった感傷に過ぎまい。人生が変わるとまで思った藤原信也『印度放浪』もインド人が読めば笑止であろう。でもそれで良い。旅は検証ではない。通り過ぎる者だけが持ち得る思いもある。「私は中国に恋していた〜」で始まる本作は韓国に恋していた当時を思い出させてくれる。見知らぬ国に恋するには若千の無知・無謀と充分な気力が必要である。だから、瑞々しい旅の記を読む度に〜旅に疲れた自分に悔悟の念を抱きつつ〜惹かれるのだと思う。もう一度、遠く旅立つ勇気がほしい。

  • James Hayashi さん

    中国海岸沿いの旅行記であるが旅行記の記述にそぐわず、出てくる人々が強烈である。著者の作風でバスの運ちゃんを風間杜夫似や、泉谷しげるなどわかりやすく表現。イカサマの博打打ち、バス集客のサクラ、ベトナムへ密航、自分も路上で寝た広州駅前とそこにたむろす人々。珈琲店の売春婦、路上で全裸の女、少林寺の気功団、列車のゴミ箱の中身を窓から投げ捨てる清掃員。正直同じ人間に思えない。中国人という特殊な生き物。悪い意味でなく面白い。規格外の彼等。米原万里の書評にあったが、期待以上の面白さだった。

  • Shoko さん

    1993年から94年の中国華南の地。熱気溢れる中国の姿。著者が巡った華南各地で出会った人々は、改革開放という洪水の中を必死に自分の力で泳ぎ抜こうとしていた。確固たる目的を持って、(家族、家、故郷)そのためには手段を選ばず、「自分は生きるのだ」という強い意志を貫く、中国の人々の強さ。そして、出会ってすぐに家に招待してご飯をご馳走する、という「もてなしの心」も印象的だった。 ちょっと乱暴な意見かな、と思うところもあったけれど、面白く読んだ。あとがきで、ちゃんとお母さん孝行しておられて、ホッとしました。

  • makimakimasa さん

    本編2ページ目から文章がもう格好良い。「旅はギャンブルに似ている。バスに揺られて知らない町に行く時はいつも、サイコロの目を固唾を飲んで見つめている様な気分だ」。これは読書にも言える。そして読者は賭けに勝つだろう。南方講和を機に改革開放の夢に沸く中国華南地方、その風景の中を窓全開で風を受け流れ行く著者、そんな両者の青春時代が交錯。「中国人は私の学校」という著者は、あくまで国でなく人にこだわる。突き付けられるのは「生きる実感」。但しその原動力は個の自由でなく家、そこは独りで生きたい著者と相容れない。

  • 羊の国のひつじ さん

    90年代の南中国の海岸線を旅したときの紀行文。どの街での出会いもそのときの中国という国をそのまま反映しているよう。家に呼び、ご馳走してくれるホスピタリティに感動することもあれば、日本に行く手続きを頼まれることもあり、旅は波乱万丈。この著者の語る中国や人々がすごく好き。ベトナムに不法入国した話は笑えました(笑)中国に行ってみたい気持ちがまた一段と高まる内容だった。

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人物・団体紹介

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星野博美

ノンフィクション作家、写真家。1966年、東京生まれ。『転がる香港に苔は生えない』で第32回大宅壮一ノンフィクション賞、『コンニャク屋漂流記』で第63回読売文学賞「随筆・紀行賞」・第2回いける本大賞、『世界は五反田から始まった』で第49回大佛次郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されて

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