陛下の御質問 昭和天皇と戦後政治 文春文庫

岩見隆夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167679408
ISBN 10 : 416767940X
フォーマット
出版社
発行年月
2005年05月
日本
追加情報
:
16cm,228p

内容詳細

「左派の入閣はどうか」「サッチャーは軍艦を出すか」と昭和天皇は聞かれた。「高見山は残念だったろうな」とも言われた。断片的に伝えられるだけだった天皇の肉声を、歴代首相経験者や官僚に取材し、魅力的な素顔を浮かび上らせた労作。戦後政治と天皇の関り、また現在の皇室のあり方について考える上で必読の書である。

目次 : 中曽根運輸相は聞いた/ ご退位めぐり応酬/ 「沖縄はどうかね」/ 「桑名のシジミ」問答/ 歴代首相へ鋭い批評眼/ 繰り返し「振り子の原理」/ 「左派の入閣はどうか」/ 手術前日「国会、どうだ」/ 「雑草という草はない」〔ほか〕

【著者紹介】
岩見隆夫 : 1935(昭和10)年旧満州大連に生まれる。58年京都大学法学部卒業後、毎日新聞社に入社。政治部記者として戦後政治の様々な局面に立ち会う。論説委員、サンデー毎日編集長、編集局次長などを歴任し、毎日新聞東京本社編集局特別顧問(政治担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」 さん

    昭和天皇が「質問」という形で発言した数々の言葉の記録である。戦後、政治的権限を剥奪された象徴天皇制の下、天皇の内面では旧憲法下から意識が変わることなく密やかに政治的発言をしてきたことがわかる。驚くべき発言もサラッと記録されているが、それはこの本を読まれたい。「寡黙」、「飄々とした人柄」、「抜群の記憶力」、「せっかちで大臣に早く質問をしたがる」、 「表に出さないが人の好き嫌いがある」、「わかっていても相手を追求しない」、「国民に影響が出そうなことは黙る」…昭和天皇の発言の特徴はこのようなものだろう。

  • バルジ さん

    昭和天皇と戦後政治を関係者の証言を基に構成したレポート集。新聞連載が基であり肩肘張らず読めるが、本書に収められたエピソードは断片的であれ非常に示唆に富む。戦前の大元帥かつ統治権者から戦後の「象徴」へと国政上の位置づけが変化した後も、天皇は戦前と変わらぬ国際情勢や国内政治への関心を持ち続けた。四十日抗争を始めとする醜い政治抗争には天皇一流の皮肉を交えて苦言を表する姿は戦前戦後と一貫する「徳治主義」的な側面が垣間見える。立憲君主として常にイギリスを範とした昭和天皇にとってそれは当然だったのかもしれない。

  • 高木正雄 さん

    政治家とのエピソード集。中曽根との関係は良好で、岸、佐藤、田中とは微妙だったようだ。佐藤は尊皇家だったようだが空回りした感。40日抗争の反応みたいなのも面白いかった。昭和天皇と言語とは面白い着眼点

  • こと さん

    先生からいただいた本。天皇史に関心があるといったところ、進めていただいた。皇室の話題がホットな今、読んでよかった。昭和天皇が象徴として日本国民の生活の安寧をお祈りくださるようになってから、一体どのようなお考えをお持ちになり、どのようなことにご関心を持たれたのか、またどのようなお人柄だったのかを知ることができた。 小レポートの集合体のような本の内容だった。ひとまとまりごとの話題につけられた表題は、とても興味をひかれる魅力的な内容だと感じた。

  • Fumi Kawahara さん

    君塚さんの立憲君主の3つの権利、「警告する権利」「激励する権利」「相談を受ける権利」を念頭に置いて読み進める。とは言え、激励はともかく、直接的な言葉で警告するわけにはいかないので、問いかけにそれとなく皮肉を込めたり注意喚起を促したり、内奏での相槌の打ち方で意思を示したり、とにかく微に入り細に穿った注意深きその言動・・・立憲君主は専制君主より大変だ。英国王室に片思い的親しみを持っちゃうのも、明治期にそれに倣って整え直したってのもそうだけど、何より、その孤独と歴史の重責を分かち合えるのが故だろうしな・・・・・

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