ジェイムズ・カルロス・ブレイク

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無頼の掟 文春文庫

ジェイムズ・カルロス・ブレイク

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167661892
ISBN 10 : 4167661896
フォーマット
出版社
発行年月
2005年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
16cm,444p

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読書メーターレビュー

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  • ずっきん さん

    続けてJCブレイクを。1920年代のルイジアナ。犯罪を生業とする双子の叔父と、成績優秀だったのに叔父達と同じ道を選ぶ甥。生まれついての無法者たちのクライムノベル。本作の方が先なんだな。『荒ぶる血』に比べて都合の良さと陳腐さが目立つけど、それを押さえ込む勢いと楽しさがある。まあ、好きなジャンルだし、20年以上前の作品だしね。未翻訳リストを見ると、いわゆる歴史ピカレスク小説が多いではないか。『荒ぶる血』はスパイス程度だったけど、すごく効いててとんでもなく美味しかったから、そっちが読みたいなあ。

  • goro@80.7 さん

    金が無くなりゃ銀行を襲えばいい。禁酒法時代のアメリカはこんな奴らがいたのだろうな。息子の復讐に燃える悪徳警官が不気味すぎる。ラストにカタルシスは無いと思って読んでいたけどやっぱりなぁ〜。畳の上じゃ死ねない奴ばかり。まぁ畳は無いけど…。地獄へ道連れだな。

  • drago @GW車中泊旅行計画中。 さん

    面白かったけど、長い…。もっとコンパクトでいい。 ■故児玉清氏のおすすめ本ということで読んでみた。 ■ノワール小説は大好物だけど、主人公・ソニーの相棒・ベルを除き同情する余地のないアホな強盗殺人集団に感情移入できず、趣が感じられない。それが最後まで引っ掛かる読書だった。 ■とはいえ、悪徳保安官補がソニー達を追い詰める、最後の数頁に収束される怒濤のラストシーンは圧巻。 このエンディングだけで☆3つの価値あり。 ☆☆☆★★

  • GAKU さん

    1920年代アメリカが舞台。18才主人公が、おれの一人称で語るクライムノベル。おれと強盗を繰り返しながら、「無法者の世界だからってルールがないわけじゃない」と生き様を教え込む双子の叔父達、強烈すぎます。加え、主人公への復讐の鬼と化す悪徳警官、これまた負けず劣らず強烈。こんな一癖も二癖もある男達が暴れまくる物語を作家ジェイムズ・カルロス・ブレイクは、とことんカッコ良さにこだわり書いている。面白くないわけがない!最初の数ページでハートを射抜かれました。またまた、大好物の1冊に出会えました!満腹!満腹!

  • 紅はこべ さん

    物語の疾走感が凄い。脱獄ものであり、胸がすくようなピカレスクロマンであり、ロードノヴェルであり、青春小説であり、エロティックな恋愛小説であり。語り口もキャラも魅力的。主人公ソニーの双子の叔父バックとラッセルが素敵。物語には死の気配が濃厚だけど、それでいて不思議な明るさに満ちている。最後に生き残った人物が再び立ち上がって生きてゆこうとするシーンは感動的。未来が拓けているとは言えないのだが。

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ジェイムズ・カルロス・ブレイク

メキシコ生まれ、テキサス育ち。現在アリゾナ州に住む。1995年、長篇小説『The Pistoleer』でデビュー、以降、アメリカ=メキシコ国境地帯を舞台とした作品を発表。日本デビュー作となった第6長篇「無頼の掟」は2005年、「このミステリーがすごい!」で第3位となるなど、高い評価を得る

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