抑えがたい欲望 文春文庫

K.アブロウ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167661731
ISBN 10 : 416766173X
フォーマット
出版社
発行年月
1970年01月
日本
追加情報
:
16cm,507p

内容詳細

大富豪の家で生後五カ月の娘が殺される。容疑者は逃走中の十六歳の息子だが、捜査を助ける法精神科医クレヴェンジャーが話をきくうちに、家族全員に犯行の動機があることがわかる。登場人物のすべてが心に深い傷を負い、その痛みが極限に達したとき、驚愕のクライマックスが訪れる。やるせない心理サスペンス。

【著者紹介】
キース・アブロウ : ボストン在住の精神科医。専門は法精神医学。ノンフィクション作品「カプラー医師の奇妙な事件―殺人者になった医師」(草思社)が話題となる。「悪夢のとき」(二見文庫)で小説デビュー以来、ハードボイルドな心理サスペンスの書き手として、ジョナサン・ケラーマン、ネルソン・デミル、ジェイムズ・エルロイ、デニス・ルヘインなどから賞賛を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mejiro さん

    主人公は精神科医。思いやりがあり、喧嘩にも強いタフガイで女好き、自身も心に傷がある、と、あまりにヒーローらしく描かれてて可笑しかった。問題を抱えた人々の描写がリアルだった。

  • Cinnamon さん

    精神科医が巧妙な愛の罠にはまって翻弄される物語。ビリーもギャレットもビショップも、ジュリアの被害者だったんですね。付せんとなっているリリーの物語は、緻密な描写に気持ち悪くなった。ジュリアのような人間は現実にも存在していそうです。

  • turquoise blue さん

    余韻がしばらく続きました。『悪夢のとき』を読むのが楽しみです。

  • 慧 さん

    ★1/2

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