嘲笑う闇夜 文春文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167661045
ISBN 10 : 4167661047
フォーマット
出版社
発行年月
2002年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,494p

内容詳細

田舎町で凶行を重ねる“切り裂き魔”。犯人には犯行時の記憶がなく、自分が殺人鬼だと自覚していないという。恐怖に覆われた町で戦慄する男たちがいた―切り裂き魔はおれではないのか?疑心暗鬼と狂気が暴走する中で展開される、反則ぎりぎり、極限のフーダニット。鬼才コンビの伝説的超絶パルプ・サスペンス、登場。

【著者紹介】
ビル・プロンジーニ : 『名無しの探偵』シリーズの著者で、パルプ・マガジン蒐集でも有名なミステリ作家

バリー・N・マルツバーグ : 「アポロの彼方」など、前衛的な作品を得意とするSF作家

内田昌之 : 1961(昭和36)年、東京都生れ。神奈川大学外国語学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • goro@80.7 さん

    誰が犯人でもおかしくない。400人ほどの取り残されたような田舎町で起こった連続殺人事件。あいつかこいつか、やっぱり・・・。長かったけど最後は・・・。科学的な捜査ものじゃないからねぇ。好き嫌いがはっきり分かれる作品。

  • タツ フカガワ さん

    ニューヨーク州北部の小さな町で女性が腹部を切り裂かれ、太ももからダイヤ形に皮膚が切り取られる事件が連続して発生。ある精神科医によれば、殺害は無意識下で行っているので、犯人は自分が殺人者という認識はないはずだという。これが物語と読者にかけられた呪いで、登場するのはひと癖ある人物ばかりだから、誰が犯人でもおかしくない。読み進むほどに狂気と恐怖、苦悩と焦燥が膨らみ続け、真相は最後のページ、と後半はページを捲る手が止まりませんでした。

  • bapaksejahtera さん

    マルツバーグとの共作はハズレばかりだ。小さな町での連続殺人。犯人を追う当局者や同じ町に居合わせた元俳優やライターたちが、犯罪の連続と住民心理の緊迫下で夫々に狂気を発する。小説は登場人物から見た場面展開として小さな章分けで描かれる。切り裂き魔の短い独白もこれに交じり事態が急迫するごとに登場人物から見た展開が目まぐるしく交差する。実験的文体とも言えるし、それがあるから読み進めてしまったのだが。最後に意外な犯人が浮かび上がる。更にエピローグで結論を疑わせる事件が。歯切れ悪く消化不良で長い小説は終わったようだが。

  • ふう さん

    いやーどいつもこいつも病みっ放し。人口300でこの精神的病人度の高さ。ここはツイン・ピークスか。「切り裂き魔は俺かも」とビビりまくりの獣たちの疾走はいつしか交わり、もつれ、最後はクラッシュ?! もう何がなんだかわかりません。てかもう犯人誰でもよくないか?(おいおい) 時折差し込まれる「切り裂き魔」の独白、何度読んでもなにが伏線なんだかわからん…折原教えてくれ。長いようであっという間の疾走の果てにゴールできた人は皆無みたいな終わり方。結末はアンフェアって言うかなんつうか…うーんとにかくうーんw

  • hata2 さん

    展開が変わるのが早い分、あまり残らない。何故か「屁」の文字が多い。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品