遺言 文春文庫

川上哲治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167656768
ISBN 10 : 4167656760
フォーマット
出版社
発行年月
2003年08月
日本
追加情報
:
16cm,257p

内容詳細

後ろ姿で率いる、データは学んで捨てる、悲観材料はプラスになる、不平不満を「意見」に変えろ、臆病者が大成する、器の大小よりも中身の多少―巨人軍に栄光の九連覇をもたらした名将が、指導者として何をしなければならないか、その要諦を明らかにし、日本のプロ野球に最後に言っておきたいことの全てをここに記した。

目次 : 指導者の条件/ はじめてホンネを明かそう/ 監督としての王貞治、長嶋茂雄/ 球界への提言/ 自分を伸ばせば、まわりも伸びる/ 人を活かす、おのれも活かす/ 人の器を鑑定すれば/ 仕事師たちへのアドバイス/ 禅で見つめる人の道

【著者紹介】
川上哲治 : 1920年、熊本県人吉市生まれ。熊本工業学校時代、投手として甲子園に出場。38年、読売巨人軍に入団。打力をかわれ、一塁手に転向、以来、青バットの大下弘とともに、赤バットの愛称で人気を集め、四番打者として活躍。首位打者5回、最高殊勲選手3回、本塁打王2回、打点王3回、終身打率3割1分3厘、通算安打2351本など、輝かしい記録を残した「打撃の神様」。58年、現役を引退。61年、水原茂のあとを継いで巨人軍監督となる。74年、長嶋茂雄に監督を譲るまで、日本シリーズの九連覇(65年から73年)をふくめ、11回優勝。巨人軍の第三期黄金時代を築いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    現代にそぐわない話もありますが、一つの時代を築き上げた人の話は参考になる部分が多いです。人前で叱り、陰で褒めるは戦闘集団としては正しいと思います。

  • kinupon さん

    巨人軍というチームを日本の代表的チームにした功績、プロ野球をつまらなくした罪・・・・どちらをとると言うことではないが、功罪ともにある大天才であることには間違いない。

  • T2y@ さん

    キャンプインした、2015シーズン開幕の一冊。 王・長嶋・森・星野・落合に対する、師の立場からの洞察はさすが御大。 常勝の将による、勝者の組織論は染みる言葉多数。 発刊時の1リーグ制・交流戦是非論は、氏の懸念とは別に、いい意味で覆して成功させている球界。 球史はこうして受け継がれてゆく。

  • さとむ さん

    読んでよかった。とても、ためになった。真のプロとは、プロの心がけとは、組織の中での役割とは、などなど、ありがたい言葉がいっぱい。すぐにでも実践したいし、「上司に読んでもらいたい一冊」ともいえる。野球の奥深さも教えてくれる良書。説得力あり。

  • 旗本多忙 さん

    打撃の神様・川上哲治さんが、日本のプロ野球に最後に言っておきたいこととして、本書「遺言」は書かれた。内容としては野球界のことに重きをおいているが、これは、組織とは何か、指導とは、教育とは何であるのかを自身の経験をもとにつぶさに記されている。これを会社にあてはめるも、家庭や学校教育にあてはめて見るのもいい、上に立つ者の考え方、行動のしかた、心の持ち方が手に取るようにわかります。下手な書物より数段いい。目から鱗が落ちるとは‥‥まさにこのことだ。

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人物・団体紹介

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川上哲治

大正9(1920)年、熊本県人吉市に生まれる。熊本工業学校時代、投手として甲子園出場。昭和13(1938)年に巨人軍に入団、以後十八年間、「背番号16」として活躍。「赤バットの川上」、「弾丸ライナー」などの言葉が生まれた。最高殊勲選手三回、首位打者五回、ホームラン王二回、打点王三回、終身打率三割一分

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