あほらし屋の鐘が鳴る 文春文庫

斎藤美奈子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167656539
ISBN 10 : 4167656531
フォーマット
出版社
発行年月
2006年03月
日本
追加情報
:
16cm,372p

内容詳細

失楽園、もののけ姫、バイアグラ、ゴーマニズム宣言など、平成のおじさんたちの“勘違い”を、斎藤美奈子が「なにをゴチャゴチャゆうとんねん、あほらし屋の鐘が鳴るわ」とカーン。「女性誌探検隊」では、「an・an」から「暮しの手帖」まであまたある女性誌を俎上に、これまた的確なる情勢分析をほどこします。

目次 : おじさんマインドの研究(ハードボイルドな彼(1996年春夏)/ おやじ慰撫史観(1996年秋冬)/ 失楽園な時代(1997年春夏)/ もののけの季節(1997年秋冬)/ ダディの復権(1998年春夏) ほか)/ 女性誌探検隊(ファッション誌編/ ライフスタイル誌編/ 専門情報誌編/ 雑誌は変わる編)

【著者紹介】
斎藤美奈子 : 文芸評論家。1956年新潟市生まれ。成城大学経済学部卒業。児童書等の編集者を経て、94年『妊娠小説』(ちくま文庫)でデビュー。2002年『文章読本さん江』(筑摩書房)で第一回小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 優希 さん

    かなり毒舌に世間を斬っていますね。20年ほど前の話題なので、内容的に古いのは否めませんが、こう思ったように世の中に向かって色々な思いをぶつけていくのは小気味よさがあります。

  • アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯 さん

    斎藤美奈子さんのエッセイ集。掲載していたのが若い女性向けの雑誌だったので「おじさんマインドの研究」オッサンや社会に対する毒舌が爽快。掲載誌の違う「女性誌探訪」も、女性誌それぞれに人格(雑誌格?)を読み取るくだりが面白い。選挙の投票率「判事のオッズ」やフェミニズムを嫌う成功者女性「セミと女王蜂」、キラキラネームをつけたがる親の話「あやかの将来」など、おやじだけでなく、おかしいなと思うことに対しては、ズバリと言うところが痛快です。

  • スノーマン さん

    だいぶ斎藤美奈子節に慣れて来た二冊目。女性雑誌についてアレコレと書いてある部分も例えが絶妙で面白かったけど、失楽園、ダディについて読んでいない人に美奈子流の読んだ気にさせる技術が天下一品。どちらも未読なのですが、多分普通に読むよりこちらの解釈という名のツッコミの方が百倍笑える?

  • 佐島楓 さん

    「ああそうだよなぁ、ごもっとも」と「こ、これはちょっと・・・」の差がけっこうあった。続けて読んでいるので批判の得意分野が少しずつわかってきたかな。

  • びっぐすとん さん

    108円本。1999年の本なのでネタの古さは否めない。「おじさんマインド〜」の方は全体的に「なるほどね〜、同感」という感じ。『テロリストのパラソル』をすごくつまんないと思った私は正しかったのだ。あれはオジサン用ハーレクインだったのね。後半の女性誌ネタが面白かった。女性誌なんて美容院行った時しか読まないけど、各雑誌の特徴を人格ととらえる描写は言い得て妙。雑誌が売れないのはSNS全盛の今、素人でも自分で情報を即座に発信・入手出来るのに、月刊というスローさで発信される雑誌の情報に価値を見出せないからかなと思う。

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斎藤美奈子

1956年、新潟県生まれ。文芸評論家。1994年、文芸評論『妊娠小説』でデビュー。2002年、『文章読本さん江』で第1回小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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