希望 行動する人々 文春文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167651503
ISBN 10 : 4167651505
フォーマット
出版社
発行年月
2005年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,317p

内容詳細

ホームレスに医療を出前する医師、自分が通う大学の職員の地位向上のために座り込みをする学生、イラク市民を救う活動を続ける平和運動家、太平洋戦争中の強制収容所体験を経て公立高校の校長になった日系二世…。ピューリッツァー賞作家がアメリカの再生を願って完成させた、逆境を乗り越えた市井の人々へのインタビュー集。

【著者紹介】
スタッズ ターケル : 1912年ニューヨーク生まれ。シカゴ大学卒業。「よい戦争」(晶文社)で1985年ピューリッツァー賞受賞。「オーラル・ヒストリー」(口述の歴史)と呼ばれる独自のインタビューのスタイルを確立している

井上一馬 (翻訳家) : 1956年東京生まれ。東京外国語大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Roko さん

    わたしたちはみな、何かしらの重荷を背負って生きています。ずっと背負い続けていると、その重さを感じなくなってしまう事もあります。より良い生活を望むことを阻んでいるのは何なのでしょうか?それは外からの圧力なのでしょうか?自分自身のつまらない思い込みなのでしょうか?それとも、欲深い人たちのせいなのでしょうか?読んでいて胸が苦しくなる時もありました。でも、目を離すことができないことがたくさん語られていました。踏まれても、倒されても、立ち上がり、前進し続ける人たち。すばらしいインタビュー集でした。

  • 出口求 さん

    スタッズ・ターケルが9.11以降に著した本なので。タイトルからすると説教臭い印象があるが、実際はそのような事はない。近代アメリカ史を知るにおいても良書。ともあれ、いい発見ができたのは、政治的な運動をしていたり、何かの組合をしている人が、その「結果」だけを求めているのではないってこと。「行動する」という意識。それだけが奮い立たせる。希望とはどこか遠くにあるのではなく、結果でもない。実はもっと自分たちに備わったものなのだ、ということを考えさせられた。

  • okaka さん

    アメリカの市民運動家の声を集めた本。選挙に行っただけで事たれりとしていた自分には、とても耳の痛い話でもあります。抜粋版だけど著者の本はそのぶ厚さに引いてしまう人も多いと思うので、他の著作の抜粋版もあるとよいのでは。

  • かよこ さん

    アメリカの普通の市民が社会のために行動している、そういう人々へのインタビューをまとめたもの。 活動は尊いし、利他的な視点を市民が持って行動することはとても大切だとはわかっているが、どうしてもしっくり来ないのはなぜだろう。 わたしが臆病だからなのか。 社会の様々な問題にはどちらかと言うと関心が高い方だが、なぜ積極的な行動に至らないのか、読後の違和感をもう少し掘り下げてみたい。

  • 犬吉 さん

    何度も折に触れて読み返している。ふと昨晩手にとって、また夜中まで読みふけった。「希望」を求めて「行動」すること。ごく基本的なことなんだけど、常に思い返しておかないと、つい忘れてしまう。

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