極秘捜査 政府・警察・自衛隊の「対オウム事件ファイル」 文春文庫

麻生幾

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167644017
ISBN 10 : 4167644010
フォーマット
出版社
発行年月
2000年08月
日本
追加情報
:
16cm,469p

内容詳細

世界史上初めて、化学兵器“サリン”での無差別テロリズムを敢行し、さらにクーデターさえも計画していたオウム真理教。わが国の政府、警察、自衛隊は、あるいは秘められた特殊部隊は、いかに壮絶な戦いを繰り広げて来たのか。未公開資料をもとに、恐るべき“戦争”のすべてを緻密に描くノンフィクション大作。

目次 : 第1章 化学学校/ 第2章 マルSシフト/ 第3章 作戦名「ルート・ファイブ」/ 第4章 サリン・テロリズム/ 第5章 Dデー/ 第6章 オウムvs.警察

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    オウムに対する警察、自衛隊の戦い。サリン事件の2年前に、気づかれないままに炭疽菌を撒くと言うテロは実行されており、宮崎県の拉致事件からの警察の態度にオウムの警察への敵視は強烈になる。警察が歴史的に自衛隊に依頼して毒ガステロに備え上九一色村への強制捜査を数日後に控えていた時に事件が起こったことや9日後の長官狙撃事件で、警察の情報が確実に漏れていたと思われるがそれには触れられていない。長官を狙撃され、奮い立った警察は必死捜索を続ける。捕まえるのは警察だが、訓練あってこその自衛隊の活躍にも頭が下がる。

  • とくけんちょ さん

    国家とカルト教団との戦いを描いたノンフィクション。事実は小説よりも奇なり。まさにこれだわ。松本サリン事件、地下鉄サリン事件、拉致、監禁、殺人などなど、良い悪いは別として、戦後、ここまで権力側が危機感を抱いたことはなかったのでは。いやはや、警察がなりふり構わなくなったら、これほど恐ろしいことはないと感じさせられた。警察庁長官狙撃事件が未解決、うーむ、ここまで大きくなると組織捜査は難しいんですかね。

  • James Hayashi さん

    無色無臭のサリンとの闘いであり、オウムと警察の闘いを描いたノンフィクション。大量破壊兵器といわれるNBC(核・生物・化学)の2つの洗礼を世界で初めて受けた日本。オウムは細菌兵器も研究していたという。警察がどのような情報を入手し、どれほど危険な組織と認識し、どのような策を取ったのか読み取れる内容。何万人もの警察官、自衛隊員の行動、車両や銃器の準備など莫大のコストは国民の血税である。こんなものが宗教団体を名乗る価値はない。テロ組織以外の何者でもない。またオウムの抗戦的な態度から誤解を生み、国松長官狙撃事件→

  • しーふぉ さん

    どうでもいい話しですが、強制捜査時の無線でのやり取りで、「昼食の用意はありません。弁当どうしましょうか?」「無線で弁当の話しはするな」「コンビニはマスコミに荒されて食料がありません」「だから無線で弁当の話しはするな」緊迫した話しが続く中、笑ってしまった。

  • しーふぉ さん

    オウム関連のノンフィクションで警察や自衛隊目線の物って少ない気がする。地下鉄サリン事件でどのように対応していたのかリアルでした。警察の捜査方法があんなに地道に情報を収集していくのかと驚嘆!

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麻生幾

大阪生まれ。1997年政府の危機管理システムをテーマにした小説『宣戦布告』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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