求愛 文春文庫

藤田宜永

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167606039
ISBN 10 : 4167606038
フォーマット
出版社
発行年月
2001年10月
日本
追加情報
:
16cm,316p

内容詳細

男の愛撫に応えていた女の指がピアノの鍵盤を這っていた。弾ける水、激流を下る水、日溜まりに滴り落ちる水。全裸で奏でられるラヴェルの「水の戯れ」は破滅への旋律なのか―。心を病んだピアニストとリハビリ中のプロ野球選手の至高の愛。恋愛小説の第一人者の記念碑的作品。島清恋愛文学賞受賞作。

【著者紹介】
藤田宜永 : 昭和25(1950)年、福井県に生まれる。早稲田大学中退。48年、パリに渡り、エールフランスに勤務。55年に帰国後、エッセイを執筆。61年、「野望のラビリンス」で小説デビュー。平成7年、「鋼鉄の騎士」で第48回日本推理作家協会賞、同年、「巴里からの遺言」で日本冒険小説協会最優秀短篇賞を受賞。その後「樹下の想い」で恋愛小説に新境地を拓き、平成11年「求愛」で第6回島清恋愛文学賞を受賞、平成13年「愛の領分」で第125回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 秀玉 さん

    (勝手な感想です、スルーして下さいね)せっせと本を整理中。倉庫から引っ張り出す。あらすじも好きになれない。リハビリ中の野球選手とピアノの先生との愛の物語。やや官能小説っぽいのかわからないが、そこまでは読んでいない。つまり途中断念。青春群像や彼らの恋愛物語は好きだ。昔「夕暮まで」吉行淳之介を読んだが、偶然故障の車を見かけて修理をしたかしないか、そこから若い女性との愛…を読んだが、そんなありえない出会いではない所には好感がもてるのだが、女と男が出会い惹かれてセックスをした話だけのような気がするが、どうなのか。

  • きのこ さん

    可哀そうに千香子、ミュージシャン・クランプとは。メルド!

  • T. Mu さん

    プロ野球選手とプロのピアニストの恋。2人とも訳あってリハビリ中という設定が、最後に…💦 あっという間に読了でした。良かったです❗️4.0

  • MIKETOM さん

    肘を怪我してリハビリ中のプロ野球選手と指を骨折して精神的にピアノを弾けなくなってしまったピアニストとの不倫話。気の強い同士で本来なら付き合えない仲なのだが互いに挫折中という共通点によりくっついてしまう。しかし片方が復活した時に残されたほうは…。ピアニストの夫の住田の存在が中途半端かな。衝撃のラストに思い切り絡んで欲しかった。これには「水の戯れ」というピアノ曲がシンボル的に出てくる。水の持つ様々な顔を表現した曲らしい。情事の後で全裸のままこれを弾くピアニストが華麗。YouTubeで聞いたらすごい曲だったな。

  • もりの さん

    島清恋愛文学賞受賞作品ということで読んでみたが、ピンとこなかった。スポーツマンがでてくる小説は全体的に苦手かも。お互い才能があっていいですね〜と思ってしまった。

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人物・団体紹介

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藤田宜永

1950年福井県生まれ。早稲田大学文学部中退。パリ滞在中エール・フランスに勤務。76年『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞長編部門、第13回日本冒険小説協会大賞特別賞をダブル受賞。その後恋愛小説へも作品の幅を拡げ、99年『求愛』で第6回島清恋愛文学賞、

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