お言葉ですが… 2 「週刊文春」の怪 文春文庫

高島俊男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167598037
ISBN 10 : 4167598035
フォーマット
出版社
発行年月
2001年01月
日本
追加情報
:
16cm,322,6p

内容詳細

世の中には「週刊文春」をシュウカンブンシューと読む人たちが少なからずいるらしい。これは一体どういうことか?謎が謎を呼ぶ表題作をはじめ、正しいチョーさん言葉「松井?うん、全然いい」や、明治のマルチ人間である岸田吟香の真っ当な文章観についてなど、日本語の面白さを鋭く追究する好エッセイ。

目次 : 松井?うん、全然いい/ 「週刊文春」の怪/ 附の字の不覚/ 新聞文章の奇々怪々/ それはさておき/ 「こっちがわ」と「あっちがわ」/ JISとは何者だ?

【著者紹介】
高島俊男 : 1937年生れ。兵庫県相生出身。東京大学大学院修了。中国文学専攻。主な著書に「李白と杜甫」「水滸伝の世界」「水滸伝と日本人」(第5回大衆文学研究賞)「中国の大盗賊」「三国志 きらめく群像」「本が好き、悪口言うのはもっと好き」(第11回講談社エッセイ賞)「漱石の夏やすみ」(「メルヘン誕生」「お言葉ですが…」などがあり、「週刊文春」に連載中のエッセイは多くの読者の支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    この方の本を読んでいるといつもそこら辺にいらっしゃるお爺さんが世間を嘆いているイメージを浮かべてしまいます。私も年寄りですが、比較的素直な方であまり文句などは言わないのですが、この方の書いてあることはもっともだと思いながらもこのような境地にはならないだろうな、と思います。というか反面教師のような感じで、このような本を読むことでストレス発散をしているのでしょう。よくまあ様々な本を読んでいて覚えておられると思います。谷沢栄一さんと双璧ですね。

  • にゃん吉 さん

    平成8年〜9年に雑誌連載されたコラム。著者が目にした新聞記事、著書、著名人の発言、読者からの手紙等々を題材として、言葉にまつわる蘊蓄が綴られています。著者の本を読むのは二冊目でしたが、何気なく使っている言葉や文字の誤用や、用法の変遷には、相変わらず、はっとさせられ、また興味深くありました。特に、弁、辨、瓣、辯、辮、辦の違いに触れた話、附と付、瀆職と汚職、濫用と乱用の話など、当用漢字、常用漢字の功罪のようなものを考えさせられる話、辞書の用例のあやふやな話等々が教務深くありました。 

  • ふわねこ さん

    高島先生の連載エッセイ集そのに。おもしろかったのは日本人の「英文訓読」の話。本来、外国語は外国語のまま理解し習得すべきなのに日本人は漢文訓読のやり方で「theをそれに置きかえる」ような単純な変換法で教育するようになった。大正時代にパーマーという外国人がこれをやめさせようとしたが、強固な伝統には叶わず変えられなかったそうだ。こうして今でも英語を英語として理解できぬままの我々がある。

  • 荒川ながれ さん

    西暦と和暦はめんどうだな。両方記載されないとわからないことがある。忠臣蔵の討ち入りの日は元禄15年12月14日(1703年1月30日)。西暦の12月14日に義士際をやるのはおかしい。

  • 酔ちゃん さん

    ★★★いつもながらの情報量で勉強になります。 朝日新聞の自虐史観を責めている箇所が多く楽しめます。

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人物・団体紹介

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高島俊男

1937年生れ、兵庫県相生市出身。東京大学大学院修了。中国文学専攻。『本が好き、悪口言うのはもっと好き』で第11回講談社エッセイ賞受賞。長年にわたり「週刊文春」で「お言葉ですが…」を連載。2021年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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