ツチヤ教授の哲学ゼミ もしもソクラテスに口説かれたら 文春文庫

土屋賢二

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167588151
ISBN 10 : 4167588153
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
追加情報
:
16cm,172p

内容詳細

「あなたの顔も身体も要らないわたしだけが、あなたを真に愛しているのだ」。古代ギリシアの大哲学者ソクラテスの口説き文句。あなたが言われたら、どう思う?ツチヤ先生の質問を皮切りに、女子大生たちの容赦ない突っ込みが火を吹いた。日常の一言から哲学的思考へと踏み込んでいく丁丁発止の実践ゼミ中継。

目次 : 第1日 ソクラテスの論法(ソクラテスの口説き方は効果があるか?/ どうやって魂を認識するのか?/ 魂と身体はどう関係するか?/ 心とは何か?/ 同一人物かどうかを見分ける方法)/ 第2日 ソクラテスのどこが間違っているか(心を愛するとは?/ 脳死になったら/ 身体も愛するのでは?/ 何が変化するか?/ 使う・使われるの関係から何が言えるか? ほか)

【著者紹介】
土屋賢二 : 1944年岡山県生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。1975年にお茶の水女子大学に講師として就職後、同大教授、文教育学部長などを経て、2010年より同大名誉教授。専門は哲学。ユーモア・エッセイストとして知られており、『ツチヤの貧格』『妻と罰』『貧相ですが、何か?』(文藝春秋・文春文庫)などがある。また本業の哲学についても、一般の人にも分かりやすく教え考えさせることに定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ehirano1 さん

    「ツチヤ教授の哲学講義」の読後だったので、グダグダ感がきつかったです。まあ、教授vs.まだまだ人生経験も浅いうら若き学生さんなので仕方ないですね。とは言え、学生さんは喰らいついていて結構頑張られていたのではないでしょうか、私はすごいと思いました。学生時代の私なら、”こりゃ屁理屈だ”で終わってますよ・・・。しかし、本書で一番呻ったのはなんと解説の項で、「哲学の問い」「極端」「笑いを誘う」の3点の関係について言及されていたことです(ツチヤ先生、ごめんなさい・・・)。

  • うりすけ さん

    本の題名に惹かれて読んでみたけれど哲学は難しいなと思った。大学生の疑問に1つ1つ答える先生はすごいなと思った。わたしはまだ自分を愛して欲しいのか自分の容姿や性格を愛して欲しいのかよく分からない。性格を好きって言ってもらいたいって思ってたけれど性格が変わったら好きじゃないって言われたら悲しいから…だからといって、自分の魂、心が好きだって言われても微妙…

  • ichiro-k さん

    「例え話」がまたもナンセンス。解説では「こうした議論がオモシロク感じれば・・・・」としている。だから自身の「哲学好き気取」はもう止めた。誤訳らしいが、もう死語になっている「健全な精神は健全な肉体に宿る」という以前から気に障る格言を改めて持ち出されたような「面倒臭さ」哲学とは無用のもの、と思ってしまうような内容。

  • ねこ さん

    哲学を専攻するか決まっておらず予備知識もないお茶大1年生のゼミの最初の2日間の記録だそう。これを面白いと思ったら哲学を専攻するのでしょうか?私はちょっと無理、と思ってしまいました。

  • たりらりらん さん

    プラトンの『アルキビアデス』の抜粋をもとにゼミを行い、そのゼミを書籍用にまとめたもの。ソクラテスがアルキビアデスを口説くために用いた論理の筋が通っているかどうかが主題。学生たちの「何か納得がいかない」でも、その原因がなかなか特定できないというもどかしさがこちらにまで伝わってくる。大学1年生を対象にしたゼミということで、考えることの面白さを教えてくれている。ソクラテスの論理のどこが間違えているかということについていくつかの論証がなされるが、ここからがスタートだなと感じさせる一冊になっている。

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土屋賢二

岡山県玉野市生まれ。お茶の水女子大学名誉教授。哲学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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