ぶつぞう入門 文春文庫

柴門ふみ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167579029
ISBN 10 : 4167579022
フォーマット
出版社
発行年月
2005年08月
日本
追加情報
:
16cm,285p

内容詳細

驚くほど贅沢な旅でした。京都、奈良、鎌倉、東北…と日本各地のお寺を訪ね歩いて、紅葉や桜を愛でつつ、名産品に舌鼓を打ち、拝み倒した仏像は数千体にも及びます。「松嶋菜々子やニコラス・ケイジに似てる!」と断じながら、聖徳太子や空海や運慶にも身近に触れて、まさに極楽気分。瀬戸内寂聴さんとの対談もお愉しみに。

目次 : 広隆寺、清水寺の御本尊/ 法隆寺と聖徳太子/ 大阪の秘仏たち/ 興福寺国宝特別公開/ 東寺、三十三間堂/ 仏像のエロティシズム/ 奈良飛鳥の古寺/ 鎌倉大仏を訪ねて/ 若き運慶の傑作/ 快慶様式の骨太さ/ 京都の隠れた名品/ 空海さんの偉業/ 高野山と道成寺/ 東北仏像の旅/ 東大寺のすべて/ 究極の十一面観音/ 我が心のベストテン

【著者紹介】
柴門ふみ : 1957(昭和32)年、徳島県に生まれる。お茶の水女子大学哲学科卒業。79年に漫画家デビュー。83年に『P.S.元気です、俊平』で講談社漫画賞、92年に『家族の食卓』『あすなろ白書』で小学館漫画賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • chantal(シャンタール) さん

    読友さんのレビューに惹かれ、でもなかなか入手出来なくて、ネットで中古でやっと手にしてからしばらく積んでたこの本?来週ぶらっと京都にでも行こうかと思い立ち、予習のために読了。面白かった〜別に仏教や仏像や歴史に詳しくなくても「良いお顔ね」と思いながら見とれてるだけでも全く問題ないと私も思う。でも前に観光タクシーで奈良を回った時に運転手さんの説明を聞きながら拝観した時はとても楽しかったし、もちろん色々情報を仕入れてから行くのに越したことはない。素人の私には良いガイド本となった。寂聴さんとの対談は爆笑!

  • さつき さん

    柴門さんが仏像に会いにあちこちへ出かける紀行文。彼女独自の鋭い視点でみる仏像はすごくチャーミングで、小難しいこと抜きで親しみやすいです。いくら国宝でも自分の好みに合わない像は褒めないところが潔くて好き。最後に掲載されてる瀬戸内寂聴氏との対談がまた強烈。2003年に行われた対談みたいですが寂聴さんの斬り込み方がすごすぎて唖然としましたよ。これには柴門さんも勝てないね。でも言っていることは真理なのかも…

  • ちゃとら さん

    読友さん、おススメの本。面白かった〜。柴門ふみさんのドラマ化された作品は、ほぼパーフェクトで観ていたが、読んだのは初めて。最初は、ナイナイの岡村似の仏像とか、反町似とか、腰のあたりがエロいとか、かなり軽めに爆走。サイモンさん運慶ファン。私も快慶よりも断然運慶派。東寺の帝釈天、六波羅蜜寺の空也上人、室生寺に、懐かしくまたワクワク登場。最近は混雑が嫌でメジャーな寺院を避けていたけど、この本を手に、ゆっくりと巡りたくなりました🙏

  • ホークス さん

    2005年刊。漫画家柴門ふみ氏が仏像に目覚め、全国の名作を巡る。信心が無いので気に入らない仏像は正直に貶すし、美少年かどうかなど、独自の価値観で仏像を語る。歯切れが良くお世辞も無くて潔い。お気に入りは鎌倉リアリズムの運慶とか、エロティックな十一面観音、ガンをとばす広目天、困り顔の阿修羅など。八部衆って本当にアニメのキャラクターそのものでカッコいい。著者は色っぽいポーズや筋肉に敏感で、仏像が民衆を引きつけた要素はエロスとマッチョだと推測する。瀬戸内寂聴との対談もエロくて楽しい。肩の力が抜けた仏像案内。

  • みやけん さん

    お寺回りの入門書としてはいいと思います。見仏記の方がディープです。挿絵が読んでからでなく本文の中にあるとさらに嬉しいです。仏像は東大寺に始まり東大寺に終わる。確かに否定は出来ない気がする。星3つ⭐️。

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