漫才病棟 文春文庫

ビートたけし

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167578015
ISBN 10 : 4167578018
フォーマット
出版社
発行年月
1996年02月
日本
追加情報
:
251p;16

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    若い芸人の成り上がろうとするパワーと浅草の日常を感じれました。自分の経験を面白く表現できるのはすごいと思いました。あとところどころに入っている漫才も良かったです。

  • 青春パッカパカス さん

    野坂昭如をして「日本でこれまで発表された、活字となって、誰もが読み得る小説の中で、上から百番目以内には入る」と言わしめた、タレント本なんて生易しいものではないれっきとした私小説。売れないどん底浅草芸人の泥臭さとロマンが照れ隠しのギャグを散りばめながら綴られていて、私小説の中では最も面白かったし笑った。熱いシーンになるとかならず冷や水ぶっかけられる。暑苦しくならない冷静さ、客観性が常にある。彼の映画にも通じる容赦ないリアリズムに打ちひしがれる。

  • ライアン さん

    久しぶりに再読。売れない芸人たちの場末感漂う話がいいですね。当時に演芸場の風景を思い起こさせますね。数年前に頭ケンの師匠の息子さんが本を書いてましたっけね。

  • Nozomi Masuko さん

    ビートたけしが綴る、若き下積み芸人時代の自伝的長編小説。個人的にビートたけしの人柄とか多彩さはすばらしいと思ってるのだけど、夢に向かって苦労してる淡い感じが新鮮だった。言葉の言い回しとか物書きとしてのセンスを感じた作品でした!

  •  本の紙魚 さん

    何故かそれほど期待せずに読み始めたが、とても面白かった。浅草演芸場の楽屋の様子、ストリップ劇場、溜まり場の居酒屋、雪をかきわけての地方巡業…著者自身の昔の姿であろう、若い漫才師が怒りとやるせなさと売れることへの渇望を身体の中にたぎらせている。まだ20代のとんがった心と毒のある漫才。笑いとは、本来そういったものなのだろう。毒にも薬にもならないなんてありえない、性も死もネタにして、心にぐさっと刺さってそれがなぜか可笑しみにもなる。クサヤの匂いのしみついた、昭和の寄席の片隅に自分も座っているような気分になった。

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