セピア色の言葉辞典 文春文庫

出久根達郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167575106
ISBN 10 : 4167575108
フォーマット
出版社
発行年月
2007年10月
日本
追加情報
:
16cm,278p

内容詳細

小さい頃に聞いた言葉、若い時の思い出の言葉、本で読んだ明治の言葉…今ではあまり使わなくなった言葉を拾い集めていくと、懐かしい風景が浮かび上がる。「お膝送り」「欄干渡り」「お腹立ちさま」「御線美」「悩殺」「カルタ箱」「永日」「トッポイ」「ちゃら」「香箱」「あたじけない」「乃木式」など、懐かしい言葉・懐かしい風景、精選86。

目次 : 1 暮らし―若かりし日を思い出せば(ぽる/ さつまの守 ほか)/ 2 少年少女―少年の冒険、女学生の会話(めんち/ 柚の皮 ほか)/ 3 方言―使い込まれた味わい(徒然/ エヘン顔 ほか)/ 4 日々のなりわい―こんな業界用語、ご存じですか(フクハキタリ/ 激語 ほか)/ 5 花柳の色―色の道に分け入りて(出歯る/ ちょいと ほか)/ 6 言の葉のしずく―ふとした言葉を見直せば(万歳/ 食っちゃ寝 ほか)

【著者紹介】
出久根達郎 : 1944(昭和19)年、茨城県生まれ。73年より東京都杉並区高円寺で古書店「芳雅堂」を営むかたわら文筆生活に入る。92年、『本のお口よごしですが』で講談社エッセイ賞を、93年、『佃島ふたり書房』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • うたまる さん

    もはや死語になりつつある言葉についてのエッセー集。その語源、由来に加え、著名作家の用法や著者の推測を交え、飽きさせない構成が見事。感心したこと、初見のものなど多数収穫あり。「”共働き”は”共稼ぎ”の語感を嫌って出来た語」「拉致は本来”らち”ではなく”らっち”」「”訳知り”は特に色恋沙汰についての事情通のこと」「勉強の”勉”は中国語で”無理して”の意のため、両方で”強いて嫌々するもの”の意」「大正時代、貧民や細民という語が『帝都の名目上耳障り』とあって”小額収入生活者”と改正することに決定」等が面白い。

  • wasabi さん

    セピア色、言わば褪せつつあって、さらに言えば死語にならんとしている、そんな言葉の数々が並ぶ。とは言え、初めて聞く未知の言葉が多かった。

  • ちーちく さん

    期待してたほどではなかったものの、頭をあまり使わずゆったり読める点でよい。

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人物・団体紹介

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出久根達郎

1944年茨城県生まれ。73年から東京都杉並区で古書店・芳雅堂(現在は閉店)を営む傍ら、文筆活動に入る。92年『本のお口よごしですが』で講談社エッセイ賞、93年『佃島ふたり書房』で直木賞を受賞する。2015年には『短篇集半分コ』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載

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