幸せな哀しみの話 心に残る物語 日本文学秀作選 文春文庫

山田詠美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167558079
ISBN 10 : 4167558076
フォーマット
出版社
発行年月
2009年04月
日本
追加情報
:
16cm,371p

内容詳細

「男娼たちは、夕方になると不死鳥のように深い眠りからさめて、夜にむかって衣替えしようとしている」(『クリストファー男娼窟』)。天才舞踏家、刺青の女、新宿の夜に沈む男たち、ごく当たり前に見える夫と妻…、誰しも心の中は、ひたむきで、邪悪で、哀しい。山田詠美さんが厳選した、美しく妖しく怖い八つの物語。

【著者紹介】
山田詠美 : 1959年、東京生まれ。85年、黒人の男との愛と破局を描いた「ベッドタイムアイズ」(文藝賞受賞)で衝撃的デビュー。87年、『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で第97回直木賞、89年、『風葬の教室』で平林たい子賞、91年、『トラッシュ』で女流文学賞、96年、『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2001年、『A2Z』で読売文学賞、05年、『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ピロ麻呂 さん

    あとがきの山田詠美氏の言葉「小説は料理に似ている」…僕も共感。焼肉のあとのデザートみたいに、ミステリーのあとは恋愛ものが読みたくなる。長編の後は短編が読みたくなる。このアンソロジーは「昭和」 を味わえる短編ばかりで、アジの干物ってところかな(^o^)遠藤周作「霧の中の声」がたいへんおいしゅうございました♪

  • メタボン さん

    ☆☆☆☆ 玄人好みの短篇集。上手いなあと感じる作品が多かった。河野多恵子「骨の肉」はねっとりと官能的な食事描写が上手い。庄野潤三「愛撫」。執拗なまでの夫の問いかけはきっと自らの性欲を喚起させるためのものであり、それを無意識に表出させる妻がバイオリンの先生から受けた「愛撫」が淫靡。八木義徳「異物」から感じる「いずさ」(北海道弁で違和感のようなもの)は面白い。赤江瀑「ニジンスキーの手」は題材は面白いが少し稚拙に感じる部分もあった。遠藤周作「霧の中の声」は夢に対する思い込みが死へ誘うという構成が上手く怖い。

  • カ さん

    どの短編も読みごたえがあり面白かったです。哀しい話が元で、どれも筋がよく似ていてどの著者にも興味を持った。山田詠美さんの本も読みたくなりました。

  • あつひめ さん

    あとがきに書かれている、山田さんの言葉・・・小説は料理・・・。なんとなく納得してしまいました。アンソロジーはバイキング???和洋折衷なんでもござれで同じような食味のものは一つもない。似ているとすれば・・・人生は生臭いものという感じだろうか。生臭い中に哀しみも幸せも同居している。人の心らしい粘っこいものが並んだ気がする。

  • tomo*tin さん

    誤解を恐れずに言うなら、とても日本の匂いのする物語が集合していると思った。寂れた神社の裏での秘め事のような。湿った空気と残酷な感情。木々の鮮やかな緑。少しのずれから生じ、戻れなくなった狂気たち。赤江さんの「ニジンスキーの手」のみ既読だったけれど、これはもう何度読んでも素敵。文章の持つ艶が半端ない。あとは、中上さんの「化粧」にやられた。色彩が本当に美しい。孤独や狂気、死までもが色鮮やか。素敵すぎる。他、河野さんの「骨の肉」庄野さんの「愛撫」八木さんの「異物」も大変好み。山田詠美に感謝な一冊。

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人物・団体紹介

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山田詠美

1959年東京都生まれ。85年「ベッドタイムアイズ」で文藝賞を受賞し、鮮烈なデビューを飾る。さらに87年『ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー』で直木賞を受賞。91年『トラッシュ』で女流文学賞、2001年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸

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