冬のはなびら 文春文庫

伊集院静

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167546106
ISBN 10 : 4167546108
フォーマット
出版社
発行年月
2005年12月
日本
追加情報
:
16cm,244p

内容詳細

無二の友のために人生を遠回りした若者のせつなく、美しい時間を描いた「冬のはなびら」、鎌倉で経師職人を志す若者と、彼を見守る大人たちの話「雨あがり」、踏み出せない老年の恋情が、あざやかに俳句の中に込められていた…「春泥」など、逆境でもひたむきに生きる人々を静謐な筆致で綴る六つの短篇集。

【著者紹介】
伊集院静 : 昭和25(1950)年、山口県生れ。立教大学文学部日本文学科卒業。平成3年、「乳房」で第12回吉川英治文学新人賞受賞。4年、「受け月」で第107回直木賞受賞。6年、「機関車先生」で第7回柴田錬三郎賞、14年、「ごろごろ」で第36回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おしゃべりメガネ さん

    やっぱり伊集院さんの作品は読んでいて、ココロが落ち着きますね。十代や二十代の頃に読んでいたとしても、きっとあまりココロには響かなかっただろうなという気がします。正直、四十半ばの自分でもまだ作者さんの世界観には追い付いてないなと感じてしまいます。伊集院さんの描く男性、女性どちらも描写が秀逸ですが、やっぱり寡黙で不器用な男性を書かせるとさらに際立ちますね。どの作品も人間が暮らしていく中で、決して忘れてはならない大切な思いやりみたいなものをしっかりと綴っているような気がします。もう少し伊集院祭り、継続です。

  • じいじ さん

    どの話も長編で読んでみたいほど中身のある6つの短篇集。敢えて私の好みでいうと【遅い春】が好きです。火消しの名人と仕事仲間から慕われる消防士の稲川(42歳・独身)を、どんどん好きになっていく倫子(32歳)との恋の物語。最後のところを超えられない男性が何とも歯痒い。そんな二人が、倫子の計画した2泊の越前旅行に行くことに…。オトナの恋人同士を著者はとても巧く描いています。◆銀婚式の記念で九州旅行に向かう熟年夫婦。いつもは慎ましい妻が「あの石臼を買ってほしい」とねだる…【陽だまりの木】も仄々として心が和みます。

  • アキ さん

    短編集。氏は初読だが、どの短編もしみじみする程いい。ハンデがあるため後ろ指をさされながら愚直に修行する廣作と20年の時を経て価値がわかる和平の仕事、それを陰でみつめるサチコ。典型的な職人の話と、文章の美しさが際立つ「雨上がり」。企業の野球部が廃部になることを伝えに来た重役渡辺は、昔共にチームで社会人野球優勝を経験した仲だった。その晩亡き監督の命日に監督の娘と3人で盃を傾け思い出を語る「夏草」。表題作「冬のはなびら」などどれも秀作ばかり。今年1月病に倒れ、復帰されたらどんな境地に達するのであろう。恢復を望む

  • 団塊シニア さん

    同世代、同じ仙台在住ということもあり伊集院氏のエッセイ、小説を愛読してます、本書の短編も期待どうりの傑作です、不器用であるが真摯な生き方をする男を描かせると上手い、そして美しい文章が魅力な作家だと思います。

  • KEI さん

    表題作を含む6編の短編。どの作品も愚直ないまでに真面目に生きる人を描いていた。【雨あがり】の主人公は経師職人の見習いとして働くが、足が悪く吃音もあり何かと不器用だ。しかし親方からは不器用な分だけ丁寧な仕事をする様に言われて来た。その不器用さが幸いな事もあると言われている様に思える。「あなたは知らなくても皆があなたの事を見ている事に気がつかなくちゃ」の言葉や【陽だまりの木】の定年を迎えた主人公が言う「仕事には心棒があるのです」。他の作品にも心棒を持ちながら生きる姿が描かれている。静謐な文章だった。

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人物・団体紹介

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伊集院静

1950年山口県防府市生まれ。立教大学文学部卒業。「皐月」で作家デビュー。『乳房』で吉川英治文学新人賞、『受け月』で直木賞、『機関車先生』で柴田錬三郎賞、『ごろごろ』で吉川英治文学賞、『ノボさん小説 正岡子規と夏目漱石』で司馬遼太郎賞受賞。2016年紫綬褒章受章。2021年野間出版文化賞受賞(本デー

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