夏の口紅 文春文庫

樋口有介

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167531089
ISBN 10 : 4167531089
フォーマット
出版社
発行年月
2009年07月
日本
追加情報
:
16cm,287p

商品説明

15年前に家を出たきり、会うこともなかった親父が死んだ。大学3年のぼくは、形見を受け取りに行った本郷の古い家で、消息不明の姉の存在を知らされ、季里子という美しい従妹と出会う。1人の女の子を好きになるのに遅すぎる人生なんてあるものか……夏休みの10日間を描いた、甘くせつない青春小説。 解説・米澤穂信

内容詳細

十五年前に家を出たきり、会うこともなかった親父が死んだ。大学三年のぼくは、形見を受け取りに行った本郷の古い家で、消息不明の姉の存在を知らされ、季里子という美しい従妹と出会う。一人の女の子を好きになるのに遅すぎる人生なんてあるものか…夏休みの十日間を描いた、甘くせつない青春小説。

【著者紹介】
樋口有介 : 1950年群馬県生まれ。業界紙記者などを経て、88年『ぼくと、ぼくらの夏』で第6回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞し、デビュー。90年『風少女』で直木賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ばう さん

    ★★★15年前別れたきりの父の訃報を受け、形見の品を受け取りに行く所から話が始まっていきます。登場人物がみんな魅力的。つかみどころのない主人公もその母親も香織さんも季里子も大学の先生たちも。中でも高森のおばさんのキャラクターが忘れられません。ちょっとハードボイルドっぽい語り口の青春小説(ミステリー要素を含む)という感じでしょうか。礼司の最後の一言がいいですね(*^_^*)

  • 背番号10@せばてん。 さん

    【1992_吉川英治文学新人賞_候補】1999年10月12日読了。あらすじは忘却の彼方。

  • nico.pp1 さん

    樋口さんの青春小説はイイ!こんなに大人びた主人公いないだろと思いながら、そこがまた魅力があり、微笑ましくて…“宿命的な相性”の香里子も可愛くて…なんか、夏が待ち遠しくなってしまいました。

  • カロリーナ さん

    ☆4 樋口有介の小説は好きだな〜。樋口さんと言えば「夏」ですよね。主人公のキャラクターや話し方などはどれも同じなんですが、兎に角そこがツボ!今回は主人公以外にも、主人公・礼司の母や季里子など愛すべきキャラクターが多く、それも楽しめました。礼司の十日間の夏の青春物語です。

  • Salt-f.J さん

    「この世に季里子に似合わない風景があるとしたら、それは風景のほうが悪い」。わかるなー、こうなるんだよなー、本当に心から好きになると。複雑な環境背景にあるふたりに訪れる偶然を思わせる、必然な出会い。この先、どうなって行くんだろうなぁと目を閉じて想像してみる。捻くれた自分を素直にしてくれる一冊です。

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人物・団体紹介

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樋口有介

1950年群馬県生まれ。國學院大學文学部中退後、劇団員、業界紙記者などの職業を経て、1988年『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。1990年『風少女』が第103回直木賞候補となる。2021年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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