陰陽師 醍醐ノ巻 文春文庫

夢枕獏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167528256
ISBN 10 : 4167528258
フォーマット
出版社
発行年月
2013年11月
日本
追加情報
:
288p;16

内容詳細

都のあちらこちらに楽しげに現れては、伽羅の匂いを残して消える不思議の女がいた。露子姫の前にも姿をみせたという話を晴明が耳にした翌日、蜘蛛の巣に妙なものがひっかかったと僧が訪ねてきた。早速、博雅と寺に赴き、蝶のようなそれを放した晴明が知ることとなった女の正体とは?「はるかなるもろこしまでも」他、全九編。

【著者紹介】
夢枕獏 : 昭和26(1951)年、神奈川県小田原市生れ。48年、東海大学日本文学科卒業。52年、「奇想天外」誌に「カエルの死」を書いてデビュー。『上弦の月を喰べる獅子』で、平成元年に第10回日本SF大賞、2年に第21回星雲賞(日本長編部門)を受賞。3年に第22回星雲賞(日本短編部門)を「上段の突きを喰らう猪獅子」で受賞。『神々の山嶺』で、10年に第11回柴田錬三郎賞を受賞。『大江戸釣客伝』で、23年に第39回泉鏡花文学賞、第5回舟橋聖一文学賞、翌年に第46回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro さん

    本日、第四弾!陰陽師シリーズ30周年記念完読プロジェクト https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11399200?sort=book_count&order=desc 今回は、第十五巻です。「醍醐ノ巻」と言うよりも「蟲の巻」という感じでした。オススメは『はるかなるもろこしまでも』&『夜光杯の女』です。続いて第十六巻、暫定ラスト「陰陽師 酔月ノ巻」へ「ゆくか」「ゆこう」「ゆこう」 https://books.bunshun.jp/sp/onmyoji

  • 蒼伊 さん

    相変わらずの面白さでした。同じような展開の話もあるのにマンネリを感じることもなく、むしろ変わらない晴明と博雅に安心して読むことができます。むしろこの二人にはいつまでもかわらず庭先で酒を酌み交わしていてほしいなぁ。ただ少し気になったところが、二人の台詞の「〜だ」が「〜じゃ」になっていたところ。前からそうだったっけ?

  • 白きゅま さん

    陰陽師シリーズ第11弾。秋の夜長にはもってこいの短篇集9編。全体的には、少し哀愁の漂う話しが多い中で、「白蛇伝」のようなラストは正直ホッとします(^^)/その他では、「笛吹き童子」や若干笑いを誘う「きがかり道人」、「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を思い出させる「夜光杯の女」等どれも秀作揃いな一冊でした!このシリーズは、龍笛ノ巻位から少し雰囲気が変わったように感じますが、良い方向に進化している作品です。また文章も短くて読みやすく、長編小説を読んで、少し疲れてしまった方にオススメの箸休め的小説です!

  • KAZOO さん

    文庫版ですべてこのシリーズは読んでいますが、15冊目がやっと出たという感じですね。いつも読んでいて思うのは映画のイメージを連想してしまい、野村萬斎と伊藤英明の顔がちらつきます。今回は拾い物の感じがしたのは、マザーグースに出てくるような話があって印象に残りました。

  • はなん さん

    ゆるゆると進む時の中に、今回は寂寥感?とでもいうのか、とても物悲しい景色を感じた一冊だった。節目の年であったこともあるのかな。やさしく かなしく おだかやで さみしい。私の中でそんな位置に落ち着きそうな物語たち。

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人物・団体紹介

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夢枕獏

1951年生まれ。77年、「カエルの死」で作家デビュー。『上弦の月を喰べる獅子』で、89年に第10回日本SF大賞を受賞。『神々の山嶺』で、98年に第11回柴田錬三郎賞を受賞。2017年に第65回菊池寛賞を受賞。18年に紫綬褒章を受章

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