スコット・トゥロー

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われらが父たちの掟 上 文春文庫

スコット・トゥロー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167527914
ISBN 10 : 416752791X
フォーマット
出版社
発行年月
2001年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,491p

内容詳細

州上院議員エドガーの前妻ジューンが早朝のスラム街で銃殺された。容疑者は彼らの息子で保護観察官のナイル。偶然とはいえ、この家族とは旧知のソニーが判事として訴訟指揮を執り、さらにナイルの弁護人もソニーの学生時代の友人だった。母親殺しの殺人法廷は、にわかに60年代に青春を共有した者たちの同窓会の様相を呈しはじめた。

【著者紹介】
スコット・トゥロー : 1949年、シカゴ生れ。スタンフォード大学大学院で創作を学んだ後、同校で講師として文芸創作を教えていたが、志望を変更、26歳でハーヴァード・ロースクールに入学、法曹界を目ざした。87年、シカゴ地区連邦検察局の現職検事補の身でありながら「推定無罪」を発表、一躍“時の人”となる

二宮磬 : 昭和20(1945)年、静岡県生れ。慶応義塾大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Kircheis さん

    ★★★★☆ 『立証責任』で検事だったソニーが本作では判事として再登場。彼女とかつての恋人セスがダブル主役である。 現在の殺人事件の裁判を中心とするシーンと若き日々を描いたシーンが交互に描かれる。 殺人事件の真相も気になるが、それより登場人物たちの人物描写が丁寧なので思想や人種の違いを描いた物語の世界観に引き込まれる。 上巻の時点では作者の代表作『推定無罪』より好み。

  • ゴリゾウ さん

    二宮磬 訳/州上院議員エドガーの前妻ジューンが早朝のスラム街で銃殺された。容疑者は彼らの息子で保護観察官のナイル。偶然とはいえ、この家族とは旧知のソニーが判事として訴訟指揮を執り、さらにナイルの弁護人もソニーの学生時代の友人だった。母親殺しの殺人法廷は、にわかに60年代に青春を共有した者たちの同窓会の様相を呈し始めた。『カバー』 #1734-1

  • Tetchy さん

    今回の主題は裁判そのものになく、起きた事件そのものは過去友人同士だった者たちが再び邂逅する単なる舞台設定に過ぎない。筆者の焦点は世代間の軋轢と異人種であることのアイデンティティの模索にあると云える。自分が黒人であることの意義を何度も反芻するホビー、最後のセスの台詞、ここにエッセンスが集約されている。ただ扱う材料1つ1つが濃密で読者に疲労を強いるのは確か。

  • midokame さん

    ★★★

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スコット・トゥロー

1949年、アメリカ、シカゴ生まれ。スタンフォード大学大学院を経てハーヴァード・ロースクールに入学、法曹となる。シカゴ地区連邦検察局の検事補を務める傍ら執筆した長編小説『推定無罪』で87年に小説家デビューを果たす

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