マーサ・グライムズ

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「古き沈黙」亭のさても面妖

マーサ・グライムズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167527174
ISBN 10 : 4167527170
フォーマット
出版社
発行年月
1992年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
643p;16X11

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • 菱沼 さん

    発見再読シリーズ21。長いけど面白かった。面白かったけどやはり納得できない。8年に及ぶ関係者の沈黙と、殺される恐怖を抱えながら有名人になってしまう矛盾。好きなキャラクターではあるけれど、人間より動物を愛する怒りの少女(現代ならコミュ障と言われるかも)。このシリーズで、ちょっと変わった女性作家が登場するのは3人、いや4人目になるだろうか。そして彼女はイタリアへ。前半でメルローズが見せた甘酸っぱい葛藤はどうしたのだろう。何であれ脇役は名優が多いけれど、このシリーズだとウィギンズが回を追うたび面白くなる。

  • guriko さん

    第10作目の本書でこのシリーズは読了することにした。4作目あたりから早くも違和感がありつつも、ずるずるとここまできたが、もう付き合いきれません。ハードボイルド私立探偵ならこれでいいのかも知れないけれど、ジュリー、あなた警察幹部でしょう。シリーズ読了したかったけど残念。

  • rbyawa さん

    d135、事件関係者と、情報をくれるかつての共同捜査の相手と、協力をしてくれるジュリー警視の関係者と、出てくるだけでほとんど関係ないメルローズの関係者が、一見しただけではさっぱり区別できない。そしてトリックも事件の動機も特に見るべきものもない、情景情景を一つずつただ耐えながら読み進めていってたまに人物紹介を凝視して、の繰り返しでラストまでなんとか辿り着く感じ。そして登場人物たちも大抵同種の混乱の中にいる、読者が俯瞰出来ない小説なんだろうね、正直疲れはした。アビーもシトリーンも彼も、まあなんとかなるのかな。

  • tsukasa_oishi さん

    とてもおもしろい。新年そうそうこんなにおもしろい作品に出会えるなんて、こいつは春から縁起がいいや。翻訳ものに慣れている私でも最初は文章がとっつきにくくて捨てようかと思ったくらいだったのだけど、この文体に慣れてくるとどんどんとお話にのめり込んでしまった。ひとつひとつのエピソードがまた光るものを感じさせる。文学的センスがすごいと思う。もちろんエンターテインメント性もある。まあ芸術性とエンターテインメント性とは表裏一体、わけて考えられるようなものでもないのだが。しかしこれ一冊でファンになりそうだ。シリーズものな

  • ヨッシー さん

    グライムズ作品が中だるみすると批判する人がいますが、そんなことはないと思います。読者を飽きさせないだけの筆力は持っていると思います。少なくとも、シリーズ当初と比べれば、うまくなったなぁという感が確かにあります。犯人の行動は、少々極端な気がしないでもありません。特に、最後に出た行動は、あの後どうすんだ、とは思います。しかし、そこからのクライマックスへのつなぎ方、また犯人の性格を考えれば、ナシではないでしょう。構成やトリックも綿密ですので、単なる小説にとどまらず、推理物としての味わいも魅せてくれる作品でしょう

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