シドニー! コアラ純情篇 文春文庫

村上春樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167502058
ISBN 10 : 4167502054
フォーマット
出版社
発行年月
2004年07月
日本
追加情報
:
16cm,252p

内容詳細

2000年、シドニーの23日間。初めてのダウンアンダー(南半球)、アスリートたちとともに〈走る作家〉は何を見、どう語るか?

2000年9月、オリンピックに沸くシドニー、初めてのダウンアンダー(南半球)に降り立った村上春樹が、走って、見て、聞いて綴った、不思議の大陸の23日間。コアラのトラウマ、人食い鮫、スタジアムを覆う蛾の大群、番狂わせのトライアスロン、けっこう面白い砲丸投げ、サッカー、野球……さあ、ムラカミ流実況中継の始まりです。

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村上春樹が体を張った肉弾派突撃エッセイで...

投稿日:2021/04/14 (水)

村上春樹が体を張った肉弾派突撃エッセイです。 オーストラリアを横断するのですから並みの酔狂ではできません。 そこに村上春樹ならではの鋭い洞察とユーモアが添えられます。 さすがです。

三浦大根 さん | 神奈川県 | 不明

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コアラのトラウマに対してかなりヒドイ事言...

投稿日:2019/03/04 (月)

コアラのトラウマに対してかなりヒドイ事言ってるけど間違ってはいないか…。オリンピックだけでなくオーストラリア体験記でもあります。村上春樹のエッセイはおもしろい!

hk さん | 神奈川県 | 不明

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オリンピック観戦記だけど、村上春樹節がい...

投稿日:2019/02/18 (月)

オリンピック観戦記だけど、村上春樹節がいたるところで感じられて面白いです。ちょうどいいページ数です。

ぶぶぶ さん | 千葉県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミカママ さん

    正直、オリンピックの内容はサラッと流し読み。あぁ、春樹さま(笑)

  • chantal(シャンタール) さん

    東京オリンピック開会式の今日、合わせた訳ではないけど村上さんが20年前のシドニー五輪を取材した際の紀行文。あの頃はまだ日本にいたので、水の上を聖火が走ったよなあとか、「栄光への架け橋だ!」とか、Qちゃんの活躍があったはずだよなあと、懐かしく思い出しながら読む。村上さんは走る人だからマラソンやトライアスロンの話があるのは当然なんだけど、サッカー見てる村上さんはあまり想像出来なかったなあ😅中田とか高原の頃ね。ほんとに懐かしい。オーストラリアの歴史やコアラの話、時々出現するオージーに対するボヤキも楽しい。

  • ヴェネツィア さん

    本書は、村上春樹による2000年シドニーオリンピックの観戦記+シドニー、ブリスベイン紀行。オーストラリアのおおらかな風土のもと、村上は随分と肩から力も抜けてリラックスしている。そのせいで、随所に村上ギャグが散りばめられている。ほとんど1ページに1度くらいの頻度で(いくらなんでも、それは大げさか)。

  • 催涙雨 さん

    シドニーオリンピックはわたしの記憶にあるいちばん古いオリンピックだと思うが、内容はまったく知らないし、なんならゲーム化されたものを遊んだ記憶がいちばん色濃く残っている。走り幅跳びでは助走をつけてほぼ垂直に飛び砂場よりも前で尻餅もつき、槍投げでもまた垂直に近い軌道で滞空時間の長い3m程度の投擲をし、ハンマー投げでは散々回った挙げ句うしろの金網にハンマーを放り投げ、ハードルはすべて薙ぎ倒し、そうやって本来の趣旨から遠く離れたオリンピックを面白がっていたと記憶している。下巻はもう少し内容のある感想を書きたい。

  • 油すまし さん

    「有森裕子」での「エゴロワは後日彼女(有森)にこう打ち明ける。私は生まれて初めて、レースの途中で走ることをやめてしまおうと思ったのよと。あのとき、アトランタの四十キロの手前で。それくらいきつかった。しかし競技場の手前で夫が私を応援しながら沿道を走っているのが見えた。それで生き返ったの。もしそれがなかったら、私は走りやめていたかもしれない」や、「犬伏孝行」の陸上競技を志した高校生の専門的な指導者を持たない時から自分で練習メニューを作成し、こなしていった日々に感動した。途中までで図書館の返却日。また予約した。

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人物・団体紹介

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村上春樹

1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。 1979年、『風の歌を聴け』でデビューを飾り、群像新人文学賞受賞。

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