パンチパーマの猫 文春文庫

群ようこ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167485122
ISBN 10 : 4167485125
フォーマット
出版社
発行年月
2005年03月
日本
追加情報
:
16cm,224p

内容詳細

自分を美人と思い込んでいる不思議な知人に「我が身のことは人に問え」、激しく変貌したコンビニ店員を見て「生まれながらの長老なし」、家族からの愛が欲しいと涙目で訴えるおじさんは「ごまめの歯ぎしり」…、おかしな人、心に染みる出来事に出会って、古来からのことわざをかみ締める群ようこの、爆笑爽快日常エッセイ集。

目次 : 母に咲いた巨大な花―男やもめに蛆がわき女やもめに花が咲く/ 猫の仔で親の気持ちを思い知る―親の心子知らず/ 今も悔やまれる手編みのマフラー―好きこそ物の上手なれ/ 不動産に負ける現代の男性たち―女三界に家なし/ 税務署と身内が忍び足でやってきた―金は天下の回り物/ 動物たちも縁があってやってくる―袖すり合うも他生の縁/ 天国のチビが結んだ不思議な縁―楽あれば苦あり/ 脳は私を甘やかし、体は警告する―腹八分に医者いらず/ 鬼姑にならない自信はなし―小姑は鬼千匹/ “恐怖の二割”に当たったら―蟻も軍勢〔ほか〕

【著者紹介】
群ようこ : 昭和29(1954)年東京生まれ。日本大学芸術学部卒業後、広告代理店、編集プロダクション、本の雑誌社勤務を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mae.dat さん

    エッセイストはしょうがないのでしょうか?他人のことを観察しちゃうの。観察する迄もない様なことに、色々いちゃもんつけちゃっている様に見えますよ。「これからは暢気にかまえることにしたのであった」と締める回もありましたが、本当にその通りだと思いますよ。もっとおおらかに。『テレビのない生活は豊かだ!』の回は、そうそうと思う事が多御座いました。朝起きたら、部屋に帰れば先ずテレビを点ける人でした。奥さんがテレビを余り観ない事もあって、思い切って無くしてみたら、……何も困らないどころか、一言で言えば豊かになった!様な。

  • 小梅 さん

    タイトルに惹かれて買っておいた本ですが、エッセイだからタイトルは直接関係ないような…(笑)私は防災グッズを用意していないけど、やっぱ用意しておかなきゃな…と思いました。避難する時は大事な家族ウズラのラッキーをどうやって連れて逃げるかとか考えておかないと!

  • はな さん

    武士は食わねど高楊枝…でいきたいですねー。群ようこさんのエッセイは面白いです。

  • hanagon44 さん

    シビアな見方・割り切り方と,人情味のバランスがとれていて,スパッと切れ味鋭いまとめもあれば,人や生き物へのいたわりの気持ちでやさしくまとめてあるものもあり,楽しく読みました。「今の日本人は欲望のほうが先走りしてしまい,気持ちや精神が後回しになってしまっている」という文は,何か今までと違う歯車の壊れてしまった日本の状況に通じている気がします。山で死にかけたチビを引き取った飼い主さんが,その死後,その山の近くのブリーダーから子猫とその仲良しの返品猫を引き取り,幸せな生活を送ってるという話に和みました。

  • ほのぼの さん

    人生の後半戦に入った女性が感じる感覚や考え方の変化が面白おかしく書かれていて笑いながら共感。赤パンを履きダイエットしている女性が化粧をしていて旦那さんに言われた一言、オードリヘップバーンの髪型にしたら…の話には大笑い。でも1番最後の章は、ちょっと考えさせられた。私も肝の据わった人生を送りたいものだ。それぞれの章のタイトルの下に書かれた、ことわざは各章どれも見事に言い得て妙だった。

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人物・団体紹介

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群ようこ

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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