宰相鈴木貫太郎

小堀桂一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167452018
ISBN 10 : 4167452014
フォーマット
出版社
発行年月
1987年08月
日本
追加情報
:
333p;16X11

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読書メーターレビュー

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  • フンフン さん

    太平洋戦争開戦記念日に読了。80年に及ぶ鈴木貫太郎の生涯のうち総理大臣であった4ヶ月間についての評伝である。本職の歴史研究者ではなく、文学研究者なのだが、それだけに字句についてのこだわりがすごい。鈴木首相がルーズヴェルト大統領の死に際して発した弔意について、アメリカに亡命中のトーマス・マンがドイツ国民向けに、ナチスによる敵国大統領の死を侮辱するような宣伝と比較して、日本には「騎士道精神と人間の品位に関する感覚が…まだ存在する」と放送していたことを発見したのは比較文学者の著者にしてできたことだったろう。

  • ソノダケン さん

    著者は鈴木貫太郎の遠縁にあたるらしく、あつい尊敬の念が正仮名で綴られた文章にこもる。鈴木の深謀遠慮を強調するあまり、「『聖断』は立憲制度下では何ほどの意味もない」などと書いて、裕仁がただのお飾りとなっている。著者は右翼なのに。終戦に関しては、それが真相なんだろうけど。

  • しなじい さん

    昭和20年の末期的状況下の日本で行われた、ポツダム宣言をめぐる国家の意思決定プロセスには大日本帝国の抱えていた廃疾の一端が垣間見られる。今日で本書の終戦から69年経つが、通り一遍の戦争に対する非難や嘆き、断定的な言説ではなく、より柔軟で丁寧な振り返りを心がけたい。

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人物・団体紹介

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小堀桂一郎

東京大学名誉教授。文学博士。昭和8年東京生まれ。東京大学文学部卒業後、旧西ドイツ・フランクフルト大学留学。東京大学大学院博士課程を修了し、平成6年まで東京大学教授。平成16年まで明星大学教授。現在、日本会議副会長。乃木神社中央乃木會会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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