妻の肖像 文春文庫

徳岡孝夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167449049
ISBN 10 : 4167449048
フォーマット
出版社
発行年月
2009年08月
日本
追加情報
:
16cm,226p

商品説明

愛する人をもつ、すべての人に読んでほしい。

自分より長く生きるはずだった妻がガンに冒された。残り時間は少ない。稀代の名文家が、妻との出会いから別れまでの半世紀を綴る。

内容詳細

妻にガンが宣告された。残り時間は少ない―。伴侶の死、それは珍しい話ではないが、かくも力強く、感動的に、人生の悲喜を内包して書かれた著作が他にあるだろうか。ジャーナリストにして稀代の名文家が渾身の力を振り絞り綴った、妻との45年、そして別れ。

目次 : 第1部 喪妻記(私の死亡記事/ 喪妻記)/ 第2部 妻の肖像(見初め/ 幸せのプリメーラ/ 餡パンとダイヤモンド/ 浅草発「大阪行」地下鉄/ ハマコーのおぜんざい/ バイオリン協奏曲/ ミサイルを買う話/ 鏡獅子/ 仕事で死んだら/ 鴛鴦の宿/ 締め出された夜/ 「あなた」/ 二度のお産/ 別れの始まり/ 夜行寝台「瀬戸」/ 妻の肖像)

【著者紹介】
徳岡孝夫 : ジャーナリスト。1930年大阪市生まれ。京都大学英文科卒。米シラキュース大学新聞学部大学院修学。毎日新聞社で社会部、サンデー毎日、英文毎日の各記者、編集次長、編集委員などを歴任。ニューヨーク・タイムズのコラムニストも務めた。その一方で翻訳、また時評にも健筆をふるう。1986年、その翻訳活動により第34回菊池寛賞受賞。91年、『横浜・山手の出来事』で第44回日本推理作家協会賞受賞。97年、『五衰の人―三島由紀夫私記』で第10回新潮学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • コホン さん

    泣くと思ったんだよなぁ。案の定・・・。恥ずかしげもなく妻を美しいといい、思い出を語る。一生懸命、出不精な妻を旅行に誘う、その姿が想像できて微笑ましい。過ぎ去っていったからこそ美しい思い出になった、というわけではなくて、本当に夫婦二人にとっては素晴らしい人生だったんだとうらやましくてならない。

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徳岡孝夫

ジャーナリスト。昭和5年1月、大阪市生まれ。毎日新聞社で社会部、「サンデー毎日」、「英文毎日」の記者、編集次長、編集委員などを歴任。「ニューヨーク・タイムズ」のコラムニストも務めた。第34回菊池寛賞受賞。著書に『五衰の人―三島由紀夫私記』(新潮学芸賞受賞)、『横浜・山手の出来事』(日本推理作家協会賞

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