五衰の人 三島由紀夫私記

徳岡孝夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167449032
ISBN 10 : 416744903X
フォーマット
出版社
発行年月
1999年11月
日本
追加情報
:
327p;15

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 金吾 さん

    ○三島由紀夫自決の直前から決行後までを、自決の日に三島由紀夫から呼ばれていた二人の内の一人である著者が交遊を主体に書いています。過剰な表現がないため読みやすく、特に第7章以降は興味深い内容でした。三島由紀夫の人間性や考えが伝わりました。ただ事件をリードしたのが森田必勝であるという推論の理由はわからなかったです。

  • 風に吹かれて さん

    ベトナム報道に長く従事した経験のある徳岡氏。ジャーナリストとして事実を追い求め時代を見つめてきた徳岡氏が三島由紀夫との交流やいくつかのインタビューを行ってきた経験と深い文学的教養を踏まえて描く三島像。三島の檄「われわれは戦後の日本が経済的繁栄にうつつを抜かし、・・・自らの魂の空白状態へ落ち込んでゆくのを見た。」に、時代の一側面が表されていることを静かに肯定しつつ書いた三島への鎮魂歌。

  • owlsoul さん

    三島由紀夫が自決の現場に呼び出した二人のジャーナリストのうちの一人、徳岡孝夫による回想記。『今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸君の目に見せてやる』という言葉を残し割腹した三島。彼が憂いたのは、国体を忘却し経済繁栄を追求する日本人の退廃であった。それを止めるには「生命尊重以上の価値」として伝統や文化をおくしかない。われわれは、その不自由な枠の中で規律を守りながら生き、そして死ぬべきだ。その不自由の中にこそ、魂と美が宿る。三島の強靭な信念に感服するとともに、「美学」というものの恐ろしさを垣間見た。

  • 筑紫の國造 さん

    三島由紀夫が「檄」を託したのが、著者の徳岡孝夫。いわゆる「三島本」は腐るほどあるが、これは評伝ではない。副題が示すように、著者と三島由紀夫の交友録、と言った方がいいだろう。作家の文学的評伝、それも三島のような複雑な顔を持つ作家の評伝となると、勝手に自己満足的な解釈を加える人間は少なくない。しかし本書にはそのような側面はなく、事実を記録した一つの資料として、かなり面白くなっている。著者が文芸評論家ではなく、ジャーナリストであり、その範囲を逸脱しないように心掛けたのがよかったのだろう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

徳岡孝夫

ジャーナリスト。昭和5年1月、大阪市生まれ。毎日新聞社で社会部、「サンデー毎日」、「英文毎日」の記者、編集次長、編集委員などを歴任。「ニューヨーク・タイムズ」のコラムニストも務めた。第34回菊池寛賞受賞。著書に『五衰の人―三島由紀夫私記』(新潮学芸賞受賞)、『横浜・山手の出来事』(日本推理作家協会賞

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品