運命交響曲殺人事件

由良三郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167446017
ISBN 10 : 4167446014
フォーマット
出版社
発行年月
1987年06月
日本
追加情報
:
341p;16X11

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読書メーターレビュー

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  • たか さん

    サントリーミステリー大賞受賞作。元東大教授が執筆した作品ということで、発売当初は話題になった。作者の造詣の深い音楽をテーマにしたところは興味深いが、文章自体は少々硬過ぎる。C評価

  • なる さん

    とりあえず目に付いた単語に「殺人事件」って付けた大喜利みたいなタイトルだけれど中身は本格小説。警察官が休暇中に趣味として行ったオーケストラのコンサートの冒頭で指揮台が爆発、指揮者を含む楽団の数人が亡くなるという事件が発生した。運命交響曲が導く殺人事件へのエピローグ。全編に渡りクラシックが好きな主人公から語られる知識が多く、ここから興味を持つきっかけにもなるかもしれない。主人公の推理した通りに事は運ばず、妻や甥のアドバイスによって切り開かれて行く。最後まで芯を食っていたのは妻の言葉。悪い奴ほどよく眠る。

  • みこと さん

    巻き込まれたほうはたまったもんじゃない。壊れた楽器を手に呆然とする楽団員が憐れでならない…。そして元凶といえる人物が法の裁きの及ばないところにいるのがなんとも釈然としない。

  • カンパネルラ さん

    音楽の音と音叉の共鳴での爆発ってネタは、ちょっとつまらないが、人間関係の入り込みから犯人をくらませるのはなかなかうまく、まあ面白かった

  • Arte さん

    爆弾の起爆の仕方は面白かった。単行本初版は22年前ら しいが、えらく古く感じた。

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