わが友本田宗一郎 文春文庫

井深大

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167437022
ISBN 10 : 4167437023
フォーマット
出版社
発行年月
1995年03月
日本
追加情報
:
206p;16

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • isao_key さん

    読んだことがあると思ったら、井深大『ものづくり魂』に丸々収録されていた。『ものづくり魂』には『井深大・盛田昭夫日本人への遺産』も入っている。改めて本田のモノ造りへのこだわりがよく分かった。対談でオートバイの第1号車が完成し、箱根の山を無事に登れた時に、これで商売になると決心がついたと述べており、決心とは一つの商品の転機によって成り立つので、商品がなくて、決心がつくやつは馬鹿だと、考えを語っている。井深は1972年本田との対談で、今後は商品に対する心を感じさせる配慮が、高く買われる時代になると予測している。

  • テキィ さん

    そのかわり、自分のつくったものに対しては、本田さんも私も、ある意味で大きなプライドを持っていました。会社の規模とか、よそよりお金を儲けているとか、そういうプライドではなく、自分たちの技術力へのプライドです。

  • ドナルド@灯れ松明の火 さん

    【後日追記】本田宗一郎と正反対の性格だが極めて仲のよかったソニーの井深大の書いたエッセイ。動の本田と静の井深の対談が面白い。 しかし、技術的に高い目標を目指す、海外に販路を広げるという思いは全くおなじだった。ほとんどネクタイを締めないのに、金策で困った時に融資してくれた銀行に対しては必ずネクタイを締めたという義理堅い本田宗一郎の話は、意外だったが彼らしいとも思った。仕事に対する、チャレンジ精神が素晴らしいと思った。

  • テキィ さん

    やはり大衆に通じる商品を生み出すところに価値があると思うね。役所仕事や軍の仕事なんて本物の仕事じゃない。ましてや実業じゃないという信念を持っている。玄人相手からは本当に親切な商品は生まれないよ。素人が使える一般商品は、なんの知識のない人が使うのだから、まず親切さを考えなければならないし、仕様書で作るものより配慮が必要になるから、競争も起きるし、はげみにもなるんですよ。 175ページ

  • テキィ さん

    こうしたプライドに支えられていましたから、本田さんは、日本のメーカーが、安売り競争をしたり、自動車につけるアクセサリーなどで商品の魅力を競っていたのには、大反対していました。オートバイにしろ、四輪にしろ、乗り心地や安全性など、その性能で勝負すべきであって、車の性能とは離れたところで競争するのは、本来のやり方ではないと感じていたのでしょう。 本田さんがほんとうのプライドを持ち、あくまでも技術力で勝負しようと、技術開発に情熱をそそいだからこそ、日本の自動車業界も、今日のように発展できたのではないでしょうか。

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人物・団体紹介

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井深大

1908年栃木県に生まれる。早稲田大学理工学部卒業。在学中に光通信の実験を行い成功。「走るネオン」と名付け特許を取得。「『光電話』の発明」として話題に。パリの博覧会でも優秀発明として金賞を受賞し「国際的栄誉に輝く、天才的発明家」と称される。その後、盛田昭夫とともにソニーを創業。世界的企業へと育て上げ

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