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ネクタイと江戸前 ’07年版ベスト・エッセイ集 文春文庫

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基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167434250
ISBN 10 : 4167434253
フォーマット
出版社
発行年月
2010年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,358p

内容詳細

浅田次郎氏による表題作は、生家では勉強しろなどと説教されたことはないが、人前に出るときには厳重な服装点検があり、これこそ江戸前の気風であると説く。佐藤愛子氏は「日本人の底力」で、我慢を美徳とする教育を受けてきたことを明かす。名手たちの61篇の短文の饗宴には、日本人の知恵と生きることの喜びが溢れている。

目次 : ネクタイと江戸前(日本人の底力(佐藤愛子)/ 魔法使い(篠田桃紅) ほか)/ アカシヤの香り(七十年前の三年半(秋山ちえ子)/ 鞄の提げ方(佐野洋) ほか)/ 別れが消えた(「天はみづから…」(田辺聖子)/ 司馬さんと父 二人の蔵書の思い出(末冨明子) ほか)/ 「真珠湾」はない(たった八日のアフリカ(比企寿美子)/ アムール句会(辺見じゅん) ほか)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 団塊シニア さん

    2010年に76歳で亡くなった元東京大学名誉教授の多田富雄氏の「苦しみが教えてくれたこと」には心に響くものがあった、脳梗塞で右半身不随、さらに色んな病気、それも回復不可能なものばかり、しかし、そんな病いのなかで、何かを達成したときの喜びは格別である、逆に昔健康で暮らしていたときと比べて今のほうが生きているという実感を持っているという作者の前向きな気持ちに勇気づけられる。

  • 佐々陽太朗(K.Tsubota) さん

    名文家の文章である。それぞれ味わい深いが特に好きなのは廣淵升彦氏の「コンドルと車輪の物語」だ。現代人から見ても想像を超える高度なインカ文明を有した南米が、聖なる太陽を崇めるあまり、太陽に似た丸い形をしたものをいっさい生活に用いなかったために、スペイン人たちの泥に汚れた車輪の上に据わった大砲の前に為す術もなく敗れた。それから四百年以上、白人に支配され、女たちは犯され、男たちは奴隷として過酷な労働を強いられた。「コンドルは死んだがいつかよみがえる。」 この言葉が虐げられた人々の唯一の希望であったという。

  • tomo さん

    文章の上手な人って多いもんだ、こうして見ると。もちろん、経験あってのことだけど。年を召した方の文を読む機会ってそんなにないけど、やっぱり感服します。若い方もいるんだろうけど。少しずつ、いろんなエッセイを読んでみたい人におすすめです。自分もちょっとずつ読んでます。

  • めめたそ さん

    いろんな人のうまいエッセイが読みたくて、つい購入。内容も文量も種々な分、読み応えもあるし面白かった。心なしか命・死がテーマの作品が多かったような…。エッセイの上手な人になりたいなぁ。

  • totuboy さん

    短いエッセイが詰まっていて、中途半端に時間があるときに活字中毒の人が読むと満足できる内容となっています。いずれも洗練されたエッセイなので、読み応えは非常にあります。「昔の先生」の話は興味深く読ませていただきました。動物園に行った時、子供がどんなところに注目するのか、その見方や考え方をしっかりと指導しておかないと、子供たちは何も得ることはできないのです。

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