がん・奇跡のごとく 文春文庫

中島みち

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167429058
ISBN 10 : 4167429055
フォーマット
出版社
発行年月
2005年05月
日本
追加情報
:
16cm,331p

内容詳細

奇跡的な治癒は存在するのか?最も進行した病期で治療を受け、その後、社会復帰してほぼ十年をクリアしたという条件のもとに、六人のがん患者を取り上げ、その闘いの過程を克明に記録。自らもがんと闘う患者であるという視点で、がん治療の可能性を検証する。文庫化にあたり六人の現在を再取材し、今日の治療水準も報告する。

目次 : 1 もう一度、白衣を着たい!/ 2 のたうつ食道、からくも命得て/ 3 希望に満ちた青春の日々を取り戻して/ 4 消滅した巨大な転移巣/ 5 「諦めたら、そこで終わりです」/ 6 肺がん、そして、がんと闘う患者学・医者学/ 7 尊厳ある生のためには、告知はどのように/ 8 病理組織検査なしに、がんの確定診断はつかない

【著者紹介】
中島みち : 1953年、東京女子大学卒業。TBS勤務を経て、70年中央大学大学院(刑事法専攻)修士課程修了。同年乳がん手術。その後、医療と法律の接点の諸問題を中心に執筆。(財)日本訪問看護振興財団理事、(財)日本医療機能評価機構評議員、(社)日本病理学会倫理委員等々もつとめ、一貫して患者の立場から医療への提言を行う。94年、第42回菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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中島みち

ノンフィクション作家。1953年東京女子大学卒。TBS勤務を経て、70年中央大学大学院法学研究科(刑事法専攻)修士課程修了、同年乳がん手術。その後、安楽死、生命倫理、医療制度など、医療と法律の接点となる諸問題について執筆を続ける。現在、(財)日本医療機能評価機構評議員、(財)日本訪問看護振興財団理事

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