嘘は罪 文春文庫

連城三紀彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167420154
ISBN 10 : 4167420155
フォーマット
出版社
発行年月
2006年06月
日本
追加情報
:
16cm,279p

内容詳細

「あなた、この着物要らない?」高校時代からの親友の言葉には続きがあった。「この着物を着てある女に逢ってほしいの」そして―。奥さんにしたいナンバーワンといわれた女の、その実は?からみあう愛と憎悪の中で、予期せぬ結末が待つ十二の物語。女は見かけによらぬもの、あなたもだまされて下さい。

【著者紹介】
連城三紀彦 : 昭和23(1948)年、名古屋市に生れる。早稲田大学政経学部卒業。52年「変調二人羽織」で幻影城新人賞、56年「戻り川心中」で日本推理作家協会賞、59年『宵待草夜情』で吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で第91回直木賞をそれぞれ受賞。平成8年には『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いこ さん

    雨の音が聞こえる。どこからか高く低く。雨の印象が強かった。半分の6編に雨の描写がある。「雪へと結晶しそこねた半端な雨が肩を濡らした」「突然の夏の終わりを告げはじめた雨が嘘を洗い流す」等。とても心惹かれた。惹かれたといえば、各章の章題も。「夏の最後の薔薇」→「薔薇色の嘘」→「嘘は罪」…と全ての章題が尻取りの様に繋がっている。目次を見ただけで、心を全部持っていかれた。「浮気」がテーマの12編。男女間の駆け引きや手練手管が満載。でも、嫌な気持ちより表現や言葉の美しさの方が胸に残る。連城作品は読むたびに素敵だ。

  • ♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤 さん

    読みともさんオススメの本。本書は、「浮気」をキーワードに様々に揺れ動く夫婦や不倫男女を描いた12の短編集。どの話もよくある日常的な光景のほんの断片をきりとっただけだと思いきや、意外な展開や反転を経て人の心の深さや危うさがうきぼりにされる。表題作の「嘘は罪」の勝者と敗者の立場が一瞬にして入れ替えてしまう鮮やかなアクロバテイックな逆転技の切れの良さには思わずうなってしまった。題名が「しりとり」のようにつながっているのも芸術的。連城マジックがたっぷり味わえる1冊。

  • shizuka さん

    「浮気」がテーマの短編集。男と女の騙し合い。第1話はちょっと面白かったけれど、だんだん飽きてきてしまった。浮気の原因なんてだいたい一緒。そこにちょっとしたトリックがあったところで、ええ!びっくり!ってすることもない。奥行きがないんだな。ミステリーとは言いづらいな。物騒だけれど殺人など犯罪が絡んだ方が、読みものとしてはぐっと面白くなる。ハラハラドキドキもあるし。浮気がばれる、ばれないなんて瑣末すぎちゃって。各話のタイトルがしりとりになっているのはお洒落。軽く書いたのかなー連城さん。やっぱ花葬シリーズが一番。

  • 10$の恋 さん

    12の短編、それは「禁断の恋愛」。恋愛の形なんて、星の数ほどある。ただし、煌めく星になるか凶星になるかは別として。形が無くて途轍もなく重いもの…それが「恋心」だろう。しかも自由自在に膨張しながら、時には美しい虹が如く、時には闇に引き込むモンスターへと化する。だから『嘘』というアイテムを駆使するようになる。思い遣る嘘、嫉妬からの嘘、秘密の愛を育むための嘘、策略的な嘘。不倫・浮気・本気…。恋愛にはレールがない。心の広野に無軌道な轍(わだち)を残すのみ。『嘘』による恋愛蛇行、やはりそれは『罪』深いんだろな。

  • KAZOO さん

    全12編の短編集です。連城さん得意のパターンで題名が連携しているのですね。私も年をとったせいか昔読んだ時よりも感動が少なくなってしまっています。ただいつもながら男女間の機微をうまく描けるのは連城さんしかいない気がします。ほかの人だともっとドロドロするかあっさりするかのどちらかだという気がします。

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人物・団体紹介

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連城三紀彦

1948年愛知県生まれ。早稲田大学卒業。78年に「変調二人羽織」で「幻影城」新人賞に入選しデビュー。81年「戻り川心中」で日本推理作家協会賞、84年『宵待草夜情』で吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で直木賞を受賞。96年『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞。2013年10月、死去。14年、日本ミステリー文学

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