片意地へんくつ一本気 下田うなぎ屋風流噺 文春文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167383060
ISBN 10 : 4167383063
フォーマット
出版社
発行年月
2002年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
高橋治 ,  
追加情報
:
16cm,247p

内容詳細

「土用の丑の日には店を閉める!」固い強情こと川井剛造が吼える。なにがなんでも天然物を、それも客の顔を見てからさばくと決めた一刻者。筋目を通さないと好きな女も口説けない。そのくせひょいと儲け話に乗ったり、選挙に出ると息巻いたり…。名物店主と伊豆・下田の、一癖も二癖もある旦那衆が繰り広げる極上・絶品の人情譚。

【著者紹介】
高橋治 : 1929年、千葉市生まれ。東京大学文学部卒業。53年松竹入社、映画監督・脚本家として作品を発表、65年退社後作家活動に入る。83年「秘伝」で直木賞、88年「別れてのちの恋歌」で柴田錬三郎賞、96年「星の衣」で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yokmin さん

    タイトル通り へんくつ 一本木 片意地なうなぎ屋のオヤジの物語。   野田岩の前を通るたびに この小説のことを思い出す。

  • がんちゃん さん

    短編集を集めているが一冊を通して一つのスートーリーにはなっている。主人公の「固い強情」こと川井剛造の偏屈といっても人間的なつながりが面白い。

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