写楽百面相 文春文庫

泡坂妻夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167378127
ISBN 10 : 4167378124
フォーマット
出版社
発行年月
2005年12月
日本
追加情報
:
16cm,365p

内容詳細

時は寛政の改革の世、版元の若旦那二三は、芸者卯兵衛の部屋で見た役者絵に魅入られる。斬新な構図、デフォルメの奇抜さ。絵師の正体を探る内に、幕府と禁裏を揺るがす大事件が浮かび上がり…。芝居、黄表紙、川柳、相撲、手妻にからくりなど、江戸の文化と粋を描き、著者の全てを注いだ傑作長篇、待望の復刊。

【著者紹介】
泡坂妻夫 : 昭和8(1933)年、東京生れ。本名、厚川昌男。九段高校卒。紋章上絵師、作家。43年、奇術で石田天海賞を受賞。51年に「DL2号機事件」で第1回幻影城新人賞小説部門に佳作入選。53年、「乱れからくり」で日本推理作家協会賞を、57年には、「喜劇悲奇劇」で角川小説賞を受賞。63年に「折鶴」で泉鏡花賞、平成2(1990)年「蔭桔梗」で第103回直木賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 真理そら さん

    冒頭の卯兵衛とニ三の会話で一瞬クラクラしかかったけれど、深川以外にこのタイプの権兵衛名があってもおかしくないよね、と立ち直ってじっくり読んだ。途中で卯兵衛の正体には気付いたけれど、肝心の写楽の正体については「きっと最後にどんでん返しがあるはず」的な疑いで読み進んでしまった。この作者らしく細部まで楽しい作品だった。

  • すとろんぐ (旧よもぎだ) さん

    主軸は理解できるものの、細部の表現含め結構難しかったという印象です。叙述ではないものの、言葉遊び的な慣習がある中での物語でしたので、本筋の面白さがやや半減してしまった感じ。この時代の言論統制はとんでもないですね。そして卯兵衛があまりにも可哀相という。ミステリ的な謎の足跡や死体となってしまった卯兵衛周りは確かに興味惹かれ、中山物語も含めたそれら種明かしもちゃんとされるものの、最後になんだかなぁという心が晴れない読後感となりました。

  • チョモ さん

    再読。浮世絵・芝居・川柳、江戸の粋が詰まった一冊。単に写楽の正体見たり、とするのではなく、主人公二三の想い人の死を巡ったミステリ仕立てになっているのが味わい深い。松平定信、葛飾北斎、そして蔦屋重三郎。当代随一の有名人が物語を彩ります。勿論、写楽の謎ときにも注目ですが、読み進める内にそちらは割とどうでも良くなってきたり(^^; 著者が描きたかったのは自説ではなく自分の物語だったのでしょう。島田荘司氏の『写楽』とは好対照に感じました。しんみりした表のEDの後、終章のラストで光るウィットが実に泡坂節。最高です。

  • やどかり さん

    登場人物が多過ぎて、そしてその登場人物が持ってる名前が複数で話を追いかけるのが大変だった。手妻など当時の言葉を知らないことも影響して、やっとおもしろいと感じれたのは最後の方。いろいろなからくりが隠されていて、最後は蓋を空けてびっくりな結末。改革当時の話だが、歌舞伎役者や有名どころの作家などが出てきて華やかな時代に思えた。

  • てっしー さん

    江戸の下町情緒が存分に味わえる艶やかな作品。絵師や作家、力士や歌舞伎俳優などの有名人が所狭しと動き回ります。(ちょっと詰め込み過ぎかも。)ストーリーは、軸が何本もあって、どれが本筋かよく分からなかったのですが、最後は綺麗に纏まった感じです。学校では政治史と文化史を分けて教わったので、寛政の改革が文化に与えた影響が今ひとつ分かってなかったのですが、これを読んでよく分かりました。島田荘司の「写楽」でもそうでしたが、蔦重の存在感はやはり凄いですな。

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