自来也小町 宝引の辰捕者帳 文春文庫

泡坂妻夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167378097
ISBN 10 : 4167378094
フォーマット
出版社
発行年月
1997年06月
日本
追加情報
:
283p;16

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読書メーターレビュー

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  • 真理そら さん

    「自来也小町」は思いがけないところに犯人のヒントがあるのが楽しい。このシリーズには人情と粋を教えられている気がする。きっと作者は粋な職人さんなのだろうなあ…

  • Tetchy さん

    気付いたのは簡素な文体に宝引の辰の優しさが見え隠れすること。また江戸町人の日々を生きる逞しさが存分に描かれている事。やはり泡坂妻夫は粋な作家だ。

  • mtk さん

    文庫版じゃないですが、一応こちらで感想メモ。 自来也モノの一環として読んだのですが、副題にもある通り主役は自来也ではなくて、『宝引の辰』という岡っ引(警察官的な役職)が江戸に起こる様々な事件を解決していく短編集。 …こうやって書くと、ミステリーかな?って思うけど、推理物にあるトリックとかはないので、やっぱりチャンバラ要素が無い時代劇かなぁと。 主題の『自来也小町』は、ちゃんと自来也の元の要素の解説もちゃんと会話文で含ませていて、物語という観点以外でも楽しめました。 …もっと長編でじっくり読みたかったなぁ。

  • あここ さん

    読みやすくてサクサク。今回は誰が語ってるのかぁぁ〜?って楽しみにもなってきた。辰親分が35・6歳と知った。。なかなか若いのに人望あるし、頼れる存在。と、算次さん元侍?ほぉぉ。松つぁんより算次さん贔屓のうちとしてはもっと詳しく知りたいな。『毒を食らわば』が面白かった。でも証拠は消した方がいいねぇ(笑)『謡幽霊』の終わり方が好きやった。こうゆう罪もあるのね・・・本人は気付いてへんかもしれんけど。だから余計罪なんか。実力あっても鼻にかけへん、目上の人はきちんと立てる辰親分は大人やなぁ。。なかなかできひんよなぁ。

  • 朱音 さん

    どこから読んでも楽しめる本なんだけど、今回の中の「夜光亭の一夜」という一編には、「夜光亭浮城」という女性の手妻師が出てくるんだけど、泡坂ファンならあれ?と思うこの名前。この女性、後に曾我佳一郎という人の妻となるという…そう、その名前から想像するのは作者のシリーズ物のヒロインのご先祖にあたるのでは?とか考えたりして。こんなところにもお遊びが隠されているのは作者がやはりマジシャンであることと無関係ではないと思う。

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人物・団体紹介

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泡坂妻夫

1933年東京生まれ。奇術師として69年に石田天海賞を受賞。75年「DL2号機事件」で幻影城新人賞佳作入選。78年『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞、88年『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞、90年『蔭桔梗』で第103回直木賞を受賞。2009年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されて

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