斜陽に立つ 乃木希典と児玉源太郎 文春文庫

古川薫 (小説家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167357177
ISBN 10 : 4167357178
フォーマット
出版社
発行年月
2011年05月
日本
追加情報
:
16cm,459p

商品説明

乃木は愚将に非ず。改めて知る、その人生の軌跡とは
戊辰戦争から日露戦争、自死の日、そして児玉源太郎との友情――動乱の幕末・明治を疾走した乃木希典の生涯とは。著者渾身の集大成

内容詳細

乃木希典は本当に「愚将」なのか?放蕩に耽った若き日から運命の日露戦争、自死まで、動乱の幕末・明治を疾走した乃木の人生の軌跡を、児玉源太郎との友情と重ね合わせながら、血の通った一人の人間として生き生きとした姿で描き出す。著者のライフワークにして集大成となる評伝小説、待望の文庫化。

【著者紹介】
古川薫 (小説家) : 大正14(1925)年、下関に生れる。山口大学卒。山口新聞編集局長を経て、文筆生活に入る。平成3年藤原義江を描いた『漂泊者のアリア』で第104回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • からす さん

    歴史小説は作品によって同じ人物を扱っていても良く書かれたり、悪く書かれたりする。司馬遼太郎の作品では乃木希典を”愚将”と言っているが、賞賛されている面もあるので、別の見方を見てみたくて読んだ。若年時の遊蕩や後年の武士的武士道なふるまいなど、やることが極端で、やはりあまりいい人物には思えなかったとはいえ、不運の人であったという印象だ。作者は司馬作品からの乃木希典のイメージを変えたくてこの作品を書いたようだが、自分の印象はあまり変わらなかった。

  • TheWho さん

    日露戦争時の英雄である、乃木希典と児玉源太郎の実像を描き、著者前読の「天辺の椅子」をも包括する評伝記。冒頭から司馬遼が「坂の上の雲」等で愚将として定着させた乃木希典の足跡を歩む事で、浮かび上がる乃木と児玉源太郎、そして参謀本部と当時の風潮等などを明らかにする事で彼ら二人の実像に迫っていく。司馬遼の愛読者の眼から見ても乃木希典の歪められた姿が認識できる様なきがする。そして乃木希典と児玉源太郎の微妙な間柄を知ることができた。ともかく明治期に光芒を放った人物達に焦点を当てた面白い一冊です。

  • BIN さん

    乃木は「軍神」、児玉は「天辺の椅子」と著作があるが、その二人を改めて描いた作品。司馬遼太郎「坂の上の雲」「殉死」で書かれた愚将乃木を否定するかのように(文中にもそう書いている)描かれている。旅順攻略戦で乃木の参謀長だった伊地知を嫌う日本でノホホンと大本営にいた長岡らの言が周知の事実になったようだ。実際は弾丸を回さなかったり、大本営等が無茶な命令してきた結果なのだね。非常に勉強になりました。ただ愚将とまでは行かないまでも愚直すぎた将軍だとは思う。殉死の場面はもっとドラマチックに書けそうだなあ。

  • Noribo さん

    山口県出身の直木賞作家古川薫が「司馬遼太郎によって(同じ山口県出身の)乃木希典が無能な愚将として痛罵され全人生を否定された」ことに反論したいと書いた稗史小説。私は乃木を特段愚将だと思っておらずただ児玉源太郎を詳しく知りたくて図書館で借りたのですが、著者の意図がいろんな所に顔を出してきて「坂の上の雲」など司馬の作品が好きで司馬史観に染まってしまっている私にはしっくりきませんでした。乃木側から書いているので特に愚かだと言われている伊地知幸介参謀長を好意的に描いていることも私には呑み込めませんでした。

  • sin さん

    日露戦争の海戦はとても有名だが、陸戦の大将だった乃木希典と児玉源太郎の話。心理描写が少ないので小説というより事実を考察した伝記風。その訳は、司馬遼太郎による乃木希典の描かれ方が、どうも間違っている。なるべく事実に沿って人々に知ってもらいたい思いで書いている。読み進めるのが中盤まで辛かったが、終盤にかけては集中して読めた。明治初期〜中興の話ってほとんど未読なので、興味深かった。それにしても歴史小説やドラマでの司馬遼太郎の影響力大きさよ…戦争の達人ではないけど、そんな愚将でもないよ乃木希典。

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古川薫 (小説家)

1925年山口県下関市生まれ。山口大学卒。山口新聞編集局長を経て、文筆生活に入る。91年に藤原義江を描いた『漂泊者のアリア』で直木賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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