ここが僕たちのホスピス 文春文庫

山崎章郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167354046
ISBN 10 : 4167354047
フォーマット
出版社
発行年月
1997年07月
日本
追加情報
:
285p;16

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • AICHAN さん

    「日本は民主国家といわれていますが、…本当にそうなのかと思うときもあります。たとえどんな死を迎えるときでも人は大切にされるんだと、そしてその人の生き方、考え方、価値観が、誰にも否定されることなく全うされるんだということが保障されるような社会になったときに、初めてきちんとした民主国家になるのかな」という言葉が心に強く焼き付いた。この国におけるターミナルケアの難しさを感じた。

  • 菊痴 さん

    人が人としての尊厳を保つことは他人の介入を許すことで難しくなると思っていました。だけど著者のように人としての最期の在り方をより良いように追求していこうとして下さる人がいる限り、そう捨てたものでもないのかもしれません。癌で親類を亡くした時に感じたことは、患者が延命的な治療を一切放棄した際に大切なことは辛くても家族が最後まで寄り添うことだと思いました。それ以外のことが出来ないから、それをとことんやる。それを支えて下さる場所があることは宗教にも似た救いかもしれません。

  • ちゃんみー さん

    建築に携わる私は、ホスピスという言葉や施設は知っていましたが、そこでのそれぞれの立場の人がこれほども苦悶しているとは思ってもみませんでした。ホスピス施設がしっかりとした位置づけで認知され、もっと増えれば良いなっと思います。

  • AICHAN さん

    初めてこの本を読んだときは「自分が死ぬときはホスピスで」と思った。今は違う。人とのコミュニケーションが取れないので施設入所は難しいし金がない。私は延命治療を欲しない。死病にかかったら誰にも迷惑をかけずにさっさと死にたい。それを許してもらえるのが私の「ターミナルケア」であってほしいし、できれば安楽死させてほしい。でも、この本を読む限りではホスピスでさえ安楽死についてはどうも否定的だ。残念。それは別として、この著者である医師は医師の中の医師だ。患者第一。その当然のことを忘れている医師の何と多いことか。

  • hiratax さん

    (2005)「病院で死ぬということ」シリーズは読んでいたので、続編として手に取った。立花隆ゼミのインタビュー集で彼が千葉大医学部出身で、学生運動ばかりでほとんど授業にならなかったと述懐していた記憶がある。

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人物・団体紹介

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山崎章郎

1947年、福島県出身。緩和ケア医。75年千葉大学医学部卒業、同大学病院第一外科、国保八日市場(現・匝瑳)市民病院消化器科医長を経て、91年聖ヨハネ会桜町病院ホスピス科部長。97年〜2022年3月聖ヨハネホスピスケア研究所所長を兼任。05年在宅診療専門診療所(現・在宅療養支援診療所)ケアタウン小平ク

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