「戦前」という時代

山本夏彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167352059
ISBN 10 : 4167352052
フォーマット
出版社
発行年月
1991年04月
日本
追加情報
:
286p;16X11

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読書メーターレビュー

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  • かつきち さん

    久々の夏彦節を堪能した。 この時代に読んで新鮮?というか驚くのは戦前〜昭和60年を通史で振り返ると物価が上がった時期を景気が良いと自然に記述されていること。この20年お目にかかれない記述。 「闇市があるということは売るものがあるということ、市の数が日本中に渡ればさして高騰もなく、ゆえに飢えた者は少なくひもじい思いをしたことはないものも多い」は何度も聴いている話だが、今回は逐次日記と照らし合わせた振り返り。 明治の語彙は斎藤緑雨の文語の表現の豊かさと読みやすさに驚く。言語は不自由があるから美しいに同意。

  • 枯れる蓮 さん

    面白くないので一個目の評論でやめ。

  • やまだだ さん

    山本夏彦の文章というのは十年前に読んでもたいへん面白くはあったのだが30代なかばの中年になってようやく納得できるような部分も当然これ出てきたわけで、この分では40代以降になってから読んでみればまた更に楽しめそうだと思われる。しかし著者の文章がもっとも腹に沁みるのは50代60代になってからであろう。なぜなら夏彦氏の文章はその頑固で守旧的な香りが初老向きなテキストであるのみならず、文体そのものが「読みやすい悪文」のお手本のようなスタイルであり、話題の中心や論点が消えたり置き去りにされたり先に飛んだり、故意か否

  • オサム さん

    読むのは3度めかな。好きな本である。親戚の知的な爺さんから「ちょっとそこに座れ」と言われて、説教されてるような感じが快い(笑)。昭和は、江戸・明治の文化がまだ残っていた時代だったと実感する。昭和も遠くなりにけり。

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山本夏彦

大正4年東京生まれ。コラムニスト、作家。昭和14年『中央公論』に発表した翻訳「年を歴た鰐の話」が坂口安吾らの目にとまり、注目を浴びる。その後、出版社勤務を経て昭和30年、月刊インテリア専門誌『木工界』(36年『室内』と改題)を創刊し、以来編集に携わる。『週刊新潮』『文藝春秋』などにコラムを連載、世相

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