津軽世去れ節

長部日出雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167350031
ISBN 10 : 4167350033
フォーマット
出版社
発行年月
1989年05月
日本
追加情報
:
263p;16X11

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読書メーターレビュー

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  • 遥かなる想い さん

    第69回(1973年)直木賞。 津軽を舞台にした短編集である。 表題作は、 津軽三味線大成者 黒川桃太郎の物語。 桃の人生を辿る旅…明治・大正と生きた 破天荒な人生…そこには なぜか共感を 感じる昔の日本の風景がある。 厳しい生活に耐えた津軽の農民の心に 流れた三味線が 目に浮かぶような話だった。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    直木賞】津軽物短編集。津軽三味線のさまざまな根っこを紹介小説。いたこの話もあり。津軽がなぜ物悲しいかを感じた。ちょうどテレビで三戸のドクターヘリの番組があり、青森県でがんばっている人を知り、ほっとした。

  • KAZOO さん

    長部さんの直木賞受賞作を含む短編集です。代表作といえるのでしょう。やはりこの表題作と「津軽じょんから節」が私には一番のような気がします。津軽の民謡とそれこそ津軽三味線が耳の中にも響いてくるような感じを読んでいて受けました。一度聞きたかったという思いを残してくれました。

  • hit4papa さん

    「津軽世去れ節」は、稀代の美声家 嘉瀬の桃こと黒川桃太郎の人生を描いた作品です。大正から昭和にかけて津軽の人々を魅了した津軽三味線の名奏者が、酒と賭博に溺れ孤独な生涯を閉じるという、天才の典型的な物語ではあります。さしてこの世界に興味がありませんでしたし、主人公についても知識がなかったわけですが、作品の世界を存分に堪能することができました。どのようにひとつの文化が形作られていったか歴史的にも興味をそそられます。本書は、青森は弘前を舞台にした短編集です。著者の生き方と重なるところがあるようですね。【直木賞】

  • 大阪のきんちゃん2 さん

    第69回直木賞受賞作品を含む短編集。 図書館にて。だいぶ本も黄ばんでます。 YouTubeでよされ節とじょんから節聴きながら読書です。 三味線の音色が身体の奥底に沁みわたるようです。 作家の投影でしょうか、地元へUターンした地元紙の記者?が伝説のじょんから節・よされ節の名手を訪ねあるいは聞き取り歩きます。 津軽の(昔の)風土が偲ばれてなかなか味がありました。 他の作品も悲喜こもごもというか滑稽さとペーソスが漂い悪くはありません。 最後のは殺人事件から始まって母親の臨終が結末だったのはアレッ?と思いました。

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長部日出雄

1934年(昭和9年)9月3日‐2018年(平成30年)10月18日、享年84。青森県出身。『津軽じょんから節』と『津軽世去れ節』により第69回直木賞を受賞。代表作に『鬼が来た―棟方志功伝』『見知らぬ戦場』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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