愉楽の園 文春文庫

宮本輝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167348069
ISBN 10 : 4167348063
フォーマット
出版社
発行年月
1992年03月
日本
追加情報
:
16cm,443p

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • chikara さん

    久々の再読。当時はどんな感想だったのだろうか。世界中を旅して見たものは「生と死」という野口。彼の感じる世界観には惹きつけられる瞬間がある。宮本輝氏の真の処女作品である「弾道」を甦らせたのが、本作品との事。弾道を書いたのがなんと27歳。スケールの大きさを改めて感じます。

  • ゆか さん

    宮本輝作品は初だったけど、読みやすかった。主人公は日本人の男女2人。舞台はタイのバンコク。文章からジメッとした熱気が伝わってくる。タイ人官僚の恋人だけど、愛人的に扱われている女性と、世界各国を放浪して回る男性。どちらも頭が良く、小狡く立ち回る。哲学的な側面もある本作。基本は恋愛小説だけど、サスペンス要素もあり。ホモや貧困問題も取り入れてて、哲学的な匂いのするお話だった。のめり込み度は低いけど、何年経っても覚えている…そんな印象に残る物語。気軽に読める種類ではないので、好き嫌いは分かれるかな…。

  • 美雀(みすず) さん

    タイ版「花の降る午後」って感じ。美しいヒロイン、ゴタゴタ。水上生活の描写は想像出来たけど、運河の様子は映像で見た方がいいなぁ。でも、映像化はやはり不可かも。最後の最後に二転三転。ハラハラドキドキ。

  • とも さん

    宮本輝さんだから最後まで読み切れたかな。と言うのが素直な感想。バンコクを舞台に政治的な、主義的な、哲学的な、恋愛的な、色んな〜的な要素が入り組んだ決して読みやすい、物語に入り込みやすい一冊とは言えなかった。でもそこは流石宮本輝さん。最後まで読み切らせるだけの筆力には、改めて脱帽。

  • 涼 さん

    夏が恋しくなる。タイの蒸し暑い雑踏に見え隠れする気怠い官能が甘たるくて美味しそう、気持ち良さそう、汗ばむ季節が待ち遠しい。

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人物・団体紹介

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宮本輝

1947年3月6日兵庫県生まれ。77年『泥の河』で第13回太宰治賞を受賞しデビュー。78年『螢川』で第78回芥川龍之介賞、87年『優駿』で第21回吉川英治文学賞を受賞。2004年『約束の冬』で第54回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門を、09年『骸骨ビルの庭』で第13回司馬遼太郎賞を受賞。また同年、紫綬

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