ひとつ目女 文春文庫

椎名誠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167334338
ISBN 10 : 416733433X
フォーマット
出版社
発行年月
2011年11月
日本
追加情報
:
16cm,283p

商品説明

生物と機械の境界が曖昧な、未来のアジアをいく

生物と機械の境界が曖昧になった近未来のトーキョー。便利屋のおれが引き受けた「ラクダを捜してほしい」という奇妙な依頼が、謎の中国人、妖艶なひとつ目女を道連れにした、驚異に満ちた冒険へと発展する。著者の歩いたアジアの風景が、誰も見たことがない魅惑的な世界に結実した会心のシーナ的SFワールド。 

内容詳細

生物と機械の境界が曖昧になった近未来のトーキョー。便利屋のおれが引き受けた「ラクダを捜してほしい」という奇妙な依頼が、謎の中国人、妖艶なひとつ目女を道連れにした、驚異に満ちた冒険へと発展する。著者の歩いたアジアの風景が、誰も見たことがない魅惑的な世界に結実した会心のシーナ的SFワールド。

【著者紹介】
椎名誠 : 昭和19(1944)年、東京生れ。作家。吉川英治文学新人賞を受賞した「犬の系譜」(講談社文庫)、日本SF大賞を受賞した「アド・バード」(集英社文庫)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ヘビメタおやじ さん

    久しぶりのシーナワールド、相変わらず不思議に楽しいです。ものの名前を読んでいるだけで、どんなものか想像もつかないのですがうれしくなります。世界戦争後の荒廃した世界としては、これ以上のものはないでしょう。映像化は無理でしょうが、できたら「マッド・マックス」を超えるのは間違いないと思います。

  • Mingus さん

    SFのシーナは初読。なんだろうな。淡々とエッセイのように描かれる近未来的なSFに、私小説的作家のリアリズムと、その内容のあまりの現実からの突飛についていけないところが混在して、中々飲み込めなかったのが正直なところ。全ては既成の事実として書かれていることが良くも悪くも作用していて、文章も淡白に日常的に書かれて、ある種のSF臭さが無かった。シーナ自身もSFと言うより“超常小説”としての書いているらしい。私自身はボネガットくらいしか読まないSFに疎い人間なので、逆にSF好きの方の意見を聞きたいところ笑

  • 眠る山猫屋 さん

    ロードノベル、になるのかな。根無し草の主人公が、流されるようにして大陸を冒険して行く様を描いた作品。正直なところ『水域』なんかに比べると物足りない。少しリアルに、或いは近未来指向のせいかな。でも主人公の流され具合は逆にリアルなのかも。旅の相棒の登場は、ちょっと唐突過ぎて把握に戸惑ってしまった。やっぱり、もう少し長く深く読みたかったな。

  • ゴコ さん

    世界観はアドバードや銀天公社の偽月と同じようであったが、物語の意味があまりなく、世界観が先にあってそこをただ通過するだけというか、ストーリーはあるけど完結に向かっていないような印象を受けた。盛り上りを感じられず、中々、読み進められなかった。読後もあまり心に残るものがなかったような気がする。

  • k5 さん

    椎名ワールド全開。久しぶりの椎名SF。 読み始めはわけのわからん名称や状況にとまどうが、中盤からは難なく受け入れ楽しめる。『水域』とか『アドバード』とか再読したくなった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

椎名誠

1944年、東京都生まれ。東京写真大学中退。流通業界誌編集長を経て、作家、エッセイストに。『さらば国分寺書店のオババ』でデビューし、その後『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。写真家、映画監督としても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていた

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品