サル学の現在 下 文春文庫

立花隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167330071
ISBN 10 : 4167330075
フォーマット
出版社
発行年月
1996年01月
日本
追加情報
:
16cm,492p

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読書メーターレビュー

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  • James Hayashi さん

    結局サルは人間に近いようだが、殆ど彼等の生態学は理解できていないと言えよう。また進化論の話しも出てくるが、ハッキリしたことは解らない(個人的にはミッシングリンクやアフリカ起源説に納得できない)。書かれてから30年程経つが、どれほどわかってきたのであろうか。同性愛、カニバリズム、子殺し、乱交まがいのセックスなど不思議に満ちた世界。

  • 読書実践家 さん

    サル学という言葉は耳慣れないが、どんな学問なのだろうと思っていた。人間とチンパンジーの遺伝子的な差異は1%らしい。この1%の偉大な距離が人間とチンパンジーを分かつ。そこから、人間とは何なのか、という側面が見えてくる。サルの集団では赤子殺しやカニバリズムが行われている集団が紹介された。人間からすると愛情がないのかと、疑問に思うが、サルの子育てはあくまで遺伝子に組み込まれた作業という側面があるらしい。膨大な研究から、霊長類の起源にも迫る。

  • レコバ さん

    下巻は主に分子遺伝学の緻密な話。カニバリズムと子殺し、サルと人間の分岐点に関するキリスト教圏の研究者の頑な態度は興味深い。創造神話の実質を核酸の反応にまで後退出来ても、原始の人間性の貴賎については受け入れ難いという哲学の話につながる。

  • 無謀庵 さん

    血液中のタンパク質の分析とか、DNA解析とか、テクノロジーに寄った話が増える。キリスト教圏の学者がヒトとサルを隔絶しようと考えてしまうとか、日本人でも大学者が固執した学説が覆されて落胆するとか、ラマルキズムにハマってしまうとか、サルがヒトに近いがゆえに難しいところがいろいろあるんだなと。そしてまたもや、女性研究者に今なら完全にアウトなセクハラ発言を飛ばしちゃう立花隆。ヒトの感覚も30年くらいで大きく変わる。

  • すうさん さん

    下巻の冒頭に一番人間に近いはずのチンパンジーの子殺しやカニバリズムの話はゾッとした。だが考えてみると人間の歴史では今も戦争や猟奇的な殺人事件は無くなっていない。「自分以外の他者を意識することから社会が生まれる」からサルの中にもサルの社会がある。サル社会では父系社会、母系社会、一夫多妻など多岐に渡るが、ヒトのような一夫一婦制の方が反対に不自然に思るほど、サル社会は無駄な争いもせず「生きる」ことを充足させているからだ。今回「サル学の現在」を読むことで、私の新たな知的好奇心のテーマ、「個と社会」が見つかった。

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人物・団体紹介

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立花隆

昭和15(1940)年、長崎県生まれ。39年東京大学仏文科卒業。49年「田中角栄研究―その金脈と人脈」(「文藝春秋」11月号)で金脈批判の先鞭をつけ、以後精力的に腐敗政治批判を続けた。知的関心は幅広く、その徹底した取材と卓抜な分析力による文筆活動で、58年菊池寛賞、平成10(1998)年司馬遼太郎賞

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